【1人声劇】春嵐
【朗読者→あなた】【台本→じぶり】
【1人声劇】春嵐
- 15
- 3
- 1
君に恋をしたんだ。
5年前のちょうど今頃。
桜がいっとう散る盛りの頃に、桜吹雪の中の君と目が合って…
頭を揺さぶられたような初恋(ひとめぼれ)だった
若緑が芽吹く頃に想いを伝えて、まさかOKを貰えるとは思ってもみなくて
僕の心にはまた桜が満開に花開いた
君のなびく髪
君の真っ直ぐな瞳
君の柔らかな口元
君の心地よい声色
流れる季節の中でも君の可憐さは変わらなくて
僕の心は年中春だった
暖かな陽射しで温もって(ぬくもって)、浮き足立つような陽気
特に桜の降りしきる中に佇む君が大好きだった
大好きだったんだよ
分かるよ
あの子は可愛かったし、横取りしたくなるのもわかる、けどね
僕から奪わなくたってよかったじゃないか
彼女は、春の風にさらわれてしまった
------------------✁︎キリトリ線✁︎-----------------
40本目
一人称変更構いません。
お久しぶりです。春だったので
花吹雪がざぁっと舞い上がって視界がピンク1色になって、何事も無かったかのように静まり返るのが何かを攫うようなシーンに似てるなって感じで書きました。
相手方は多分春に亡くなったのかなんなのか、それを「春にさらわれた」としてみました。
伴奏はharukiさんの「陽だまり」をお借りしました。素敵な伴奏を使わせていただきました
#1人朗読 #一人声劇 #台本 #台本提供 #声劇
Comment
1commnets
- たけたけ@声劇+αお借りさせていただきました✨️(*・ω・)*_ _)ペコリ