【Marchen】
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【Marchen】
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-最愛の人が命、あるいはそれに匹敵するものを失った瞬間、貴方は祈った。-
「ずいぶんと舐められたもんだね。」
-何を犠牲にしてもいい。最愛の人を助けたい。-
「そんな覚悟ができているの?」
-行き場の無いはずの強い祈りに応えたのは…天使か、悪魔か。-
「そんなこと、どうでも良いだろう。」
-最愛の人の元気な姿を見て喜んだのは束の間、似たような境遇の者が同じ空間に居たのだった。-
【Marchen】 御伽噺
「あぁ、退屈だ。」
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