第三十三話
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第三十三話
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ミュール(すぐ)
「救世……主?」
グレイズ1:25
「悪念の塊は、わしら大魔法使いであっても消し去ることはできん。その力は強大すぎて、リブトーブに残るどの魔法を使っても呑まれてしまうのじゃ」
グレイズ
「しかしお主らの魔法は違う。悪念の塊に唯一対抗できるのが───」
グレイズ
「"無の魔法"じゃ」
ティド1:02
「無の魔法……?そんなもの初めて聞いたし、第一僕たちは黒と白の……」
グレイズ0:54
「そう。無の魔法は特別なものなのじゃ。優れた力を持つ黒と白の魔法使いたちが力を合わせることによって産まれる、強大な魔法じゃ。そしてその魔法でないと、悪念の塊は消せぬ」
グレイズ
「わしは無の魔法を使い、リブトーブを救ってもらうためにお主らを呼んだのじゃ」
ティド&ミュール0:27後半
「………。」
リョウガ0:24
「ちょっと待ってくれ。それじゃああんたらはこいつらの命を狙っていたわけじゃないのか?」
グレイズ0:18
「そんなわけなかろう。それはこのユアの阿呆が何か誤解をさせたのじゃろうな」
《呆れたように》
ユア0:11
「わ、私はただ!ご命令通り白と黒の魔法使いを探して連れてきただけです!」
《慌てた様子で》
ティド0:04後半
「……確かに、ユアさんは一度も攻撃をしてこなかった」
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