寄ってらっしゃい 来てらっしゃい 待ちに待った今日は学芸会
みんな切磋琢磨して 力合わせて 作り上げてきた一大舞台
ちょっと待って そうだっけ? なぜにここに俺はいるんだっけ
さぁさぁ列になって 胸を張って 幕が降ろされた
与えられた役名は 変哲もないただの『少年D』
望んでなどいないのに 群れの中に 舞台上に
上げられたはいいけど 脇役を任された少年D
先生 僕は僕の世界では 誰がなんと言おうと主人公です
この世界では僕は少年D 名前も持たない少年D
台詞はひとつ「おやすみなさい」 そう僕がいなくても始まる舞台の
端っこに立った少年D 誰も彼なんか見ちゃいない
でも僕にとってはVIP そう僕がいないと始まんないんだよ
僕の世界は
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