【声劇】花を追う空、空を映す海【二人声劇】

ソラ「」×　ハル・ウミ『』

暖かくて、春に咲く花のようなきみ。 好きかも分からない、世界の全て。 優しくて、透き通った空のような君。 ひと目で恋に落ちた、わたしの全て。 似たもの同士は恋をしている。 見ているものは違うけれど、一途に相手を想って。 空は恋心を知るため水平線に触れる。 海は愛おしい空を映しながら揺れる。 それが叶わぬ恋だとしても。 ・ きっと2人が幸せになれることを願っています。 女性同士を想定しておりますが、男性同士でも男女でもなんでもどうぞ 秒数はあくまでも目安です 最後駆け足かもです ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ソラ··· ハル・ウミ··· (ハルとウミは兼役です) 1:29 ソラ「…まだ寒いね」 ハル『そりゃあ2月だもん』 ソラ「暦上では、春なんだよ」 ハル『えー、まだ桜も咲いてないのに！』 ソラ： ねぇ、ハル。 きみがいなくなって、もう5年も経つよ。 あの頃は、ハルが私の世界の全てだったんだ。 ……ねぇ、どうして急にいなくなってしまったの？ 私はね、きみがいなくなったのに生きていけることが、どうしようもなく悲しいんだ。 1:00 ウミ『最近暖かくなってきたね』 ソラ「そりゃ3月だもん」 ウミ『暦上では春だもんね』 ソラ「……」 ウミ： ソラ、君はいつも何を見ているの？ わたしじゃない誰かを、見ているのかな。 …突然何かを思い出したみたいに、懐かしくて寂しそうな顔をするんだよ。 なんだかこっちまで悲しくなっちゃうんだ。 0:38 ウミ『…あ、桜』 ソラ「…………咲いたよ、」 ウミ『…………ソラ』 ウミ『好きだよ、ソラ』 ソラ「…………私も、」 0:25 ソラ： ハル。 恋も、愛も、ずっと分からないままなんだ。 私の世界の全てだったきみに、私は恋をしていたのかな。 0:15 ウミ： ソラ。 君が他の誰かを見ていたとしても、君はわたしの全てなんだ。 だからわたしは、君に恋をするよ。 #声劇 #2人声劇 #二人声劇 #声劇台本 #台本 #掛け合い #切なめ #オリジナル #百合台本 #百合 #GL声劇 #四ノ宮りゐオリジナル