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⭐「U、n、l、o、c、kだね」
⭐「開いた!」
⭐重たい二重扉の先は、四方に置かれた、天井目一杯に置かれた鉄製の棚に、多くのダンボール箱が収納されており、床には無数の書類が散らばっていた。
⭐「壱くん、こっちにこれそうかい?」
⭐気持ち悪さからだろうか、彼はフラフラとした足どりで部屋へと入った。そして、臭いが来ないようにと、黒い扉を閉める。
⭐「息がしやすくなったようで良かった。それで、壱くん。さっきの暗号はどうやって解いたんだい?」
⭐「シーザー……暗号?」
⭐「なるほどね……。じゃあどうして、右に四つ動かそうと思ったんだい?」
⭐「それを一瞬で……すごいよ壱くん!」
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