【朗読】廃村の石垣
台本:oimo 音楽:nolfy 様
【朗読】廃村の石垣
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お疲れ様です🍵
今回は「摩訶不思議なお話」の番外編のつもりです。詳しくは私のプレイリストからご覧いただけますと幸いです。
https://nana-music.com/playlists/3958966
※上記の内容を知らなくてもコラボ歓迎です!!
物語では、少し懐かしいような、切ないような雰囲気を感じていただけたらなと思います。✨
nolfy様 素敵なBGMでした。切なさと懐かしさが入り混じったような素敵なメロディでした。ありがとうございました。
※内容が変わらない程度にアドリブやセリフ変更⭕️
※使用の際は、拍手orコメで一言いただけると幸いです。
✨※BGM制作者nolfy様へのコメ、拍手をお忘れなく。
※台本のコピペはお控えください。
ーーーーーー台本ーーーーーー
『廃村(はいそん)の石垣』
港町から遠く、谷を越え、山道(さんどう)を登る。
そこは長い間、人の手入れがなく、腰の高さまで木々が生い茂り、かつての主要の道は、獣道(けものみち)と化している。
お墓へと続く道の途中にその石垣はあった。
ここから5キロ離れた沢から運ばれた石は、長い年月の中で、苔(こけ)を生やし、ひび割れ、隙間からは雑草が生えている。この光景はより一層、人気(ひとけ)のなさを感じさせる。
石垣は自慢げに言う。
「私は村民のために、この土地を支えてきたんだ。」と
蝉の音(ね)が聞こえる。少し冷たい風が木々の間をぬけていく。最後にここを人が通ったのは7年前。毎日、お墓参りをしていたおばあちゃん。どうやら遺伝(いでん)による肺の病気らしい。町の大きな病院に入院したっきり帰ってこない。
石垣はつぶやいた。
「あなたで最後の1人だった…みんなどこかへ、いってしまったね。」
年々弱っていく。歩き疲れると崩れた私の上によく腰を下ろしていた。
「もう、私を必要としてくれる人はいないのかい?」
また、少し冷たい風が木々を揺らしていた。
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〜🍠〜thank you コラボ〜🍠〜
きゅうさん🌸
https://nana-music.com/sounds/0687ebfe
comicさん🌸🐎
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Comment
7commnets
- oimo🍁🍠楓乃おいも
- (;-;)妙音を意味しますか?
- oimo🍁🍠楓乃おいも
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊ありがとうございました✨
- oimo🍁🍠楓乃おいも
- きゅうoimoさん、こんにちは。読んでて穏やかな気持ちになれる、そんな素敵な台本。ありがとうございました☺️楽しかったです!! 好きな台本たくさんあって。また、朗読させてください😊フォローもさせて頂きます。よろしくお願いします🙇♀️
- oimo🍁🍠楓乃おいもコラボ本当に感謝しています! こちらこそありがとうございました!✨