【声劇】妖精の贈り物【3章】
台本/まる 読み手/音色みあ BGM/maker様
【声劇】妖精の贈り物【3章】
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妖精の贈り物3章読ませて頂きましたᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ🌙·̩͙⋆͛
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好きな人が。お星様になった。
彼はよく…自分が死んだら妖精になるんだと笑っていました。
「妖精に…なれたのかな…」
今日はとても星が綺麗だ
彼とよく来た公園でそっと夜空を見上げる。
「…あいたいなぁ」
昼間…彼の“友人”だと名乗る人が
彼からの“預かり物がある”と言ってたずねてきた。
すぐに帰った“その人”は…彼がもうこの世にいないと知ると、一瞬驚いた顔をして…何も言わず優しく笑った。
「…変な人…だったなぁ…」
預かり物の“ソレ”にふと目を向けると
優しい風が吹いた。
「手紙…」
開ける勇気がなかったけれど…
彼に背中を押された気がした。
深呼吸をしてそっと…中を開いたーーーー。
「……っ!!ずるい…なぁ…」
そこにはたった一言だけ。
【⠀“笑って…愛しい人”⠀】
と、書いてあった。
風が頬に触れるのを感じ、顔をあげる。
そして…
「…届いたよ…妖精さん」
夜空に向かってそっと呟き、私は笑った。
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