【二人台本】忌み神の愛し子【声劇台本】

【◆神】様【◇雪夜】様【台本】浅漬とまと【BGM】みわたか

二人台本、和風、神とヒトの子、切なめ 新年一発目は和風にて。 夜中にこそこそ書いてました。 去年は暗いのが一発目だったから、 今年はでっかい花火打ち上げたろと思ってましたが、 やっぱり暗くなりました。なんでだ。 年末年始は、ちょっと、しんみりするよね。 今年もよろしくお願いいたします。 ＢＧＭはみわたか様の素敵なピアノをお借りしました。 透き通る世界が見えるようです 以下、設定もどき ◆神（父(ﾄﾄ)さま） 山の神様。 古い祠で細々と祀られていた。 ある日境内に捨てられた幼子と出会い、 そのヒトの子を育てるようになる。 ◇雪夜(ﾕｷﾔ) 雪の夜に来た子だから雪夜。 神様をととさまと慕い、 信仰が途絶え、鬼と呼ばれるようになる◆と 最期までともに在ろうとするが、 ※◆‘、◇’はナレーション ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◎性別変更、一人称変更、アドリブ ◎キャプション転記 ◎設定にとらわれず自由な解釈で ◎秒数は目安です ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ （1:30） ◇‘雪がしんしんと祠（ﾎｺﾗ）を覆う ◇‘冷たい重みに閉ざされた夜 ◆「お前も、独りか。ヒトの子よ」 ◇‘置き去られた幼子（ｵｻﾅｺﾞ）は ◇‘凍（ｲ）てつく夜風に震え ◇‘弱弱しい声を上げた ◆‘やがて時は過ぎ去り、 ◆‘繰り返し春は訪れる （1：07） ◇「ととさま。また考え事？」 ◆「ああ、雪夜（ﾕｷﾔ）、」 ◇「もう、こんなに痩せて……ととさまも、山の物を食べられればいいのに」 ◆「気にすることはない。私はヒトの祈りで永らえるもの」 ◆「今は、お前がいれば、それでよい」 ◆ヒトの子は温かいと知った （0:43） ◇‘しかし、再び閉ざされた冬はやってくる ◆「子捨て山の忌（ｲ）み鬼とは」 ◆「私はもう神ではない、か」 ◆「おいで。お前のために、最後に祈ろう」 ◇「嫌。山は下りない。だって、私はととさまの子よ。ととさまを独りになんて」 ◆「雪夜、聞き分けなさい。人の世で、幸せにおなり」 ◇「ととさま…？」 （0:15） ◆私はもう神ではない ◆救いを求めるヒトよりも、この子だけが愛おしいのだから ◇忌み神の愛し子 ◆「お前がぬくもりをくれた。それだけで、よい」 #浅漬台本　#声劇台本　#二人台本　#二人声劇 #和風　#神様　#切ない　#悲しい　#ハッピーエンドかけない #今年もよろしくお願いします #コラボ歓迎　#拍手返します