【一人声劇】終生
読み:様 BGM:ええむ様 台本:春
【一人声劇】終生
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終生・・・生まれてから亡くなるまでの一生
今、会いにいきます
※世界観を変えるアドリブ・改変×
※一人称・言い回し・語尾の変更〇
※多少のアドリブ〇
※性別自由
↓以下台本
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5つの時、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行くのが楽しみで仕方がなかった。
10、お年玉が嬉しくて、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行った。
15、田舎で退屈なじいちゃんばあちゃんの家に行くのが嫌で、それでも無理矢理連れて行かれた
18、友達と過ごしたくて、祖父母の家に行かなかった
25、忙しくてあまり行っていなかった祖父の家に行った。祖母のいない家は記憶より静かだった。
30、結婚をして子供ができて、孫を連れて実家へ帰省した。
45、孫の顔を見て喜ぶ両親を見て、後何回会えるだろうかと考えるようになった。
50、子供たちが着いて来なくなった。孫に会えなくて寂しそうな両親に胸が痛んだ。
55、一人になった母はとても小さく感じた。別れ際の母の目は少し潤んでいた。
60、子供が巣立ち、夫婦二人になった家は広く感じた
65、孫に会える日が楽しみだった。可愛くて仕方がなかった。
70、夫(妻)が先に旅立った。子夫妻と孫に会えるのが唯一の楽しみだった。
75、子夫妻と孫が帰るたび、最後の別れだと思うようになった。
80、みんなに今、会いにいきます
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今年一年関わって下さった皆様、大変お世話になりました。
様々な方とコラボさせていただき、台本を読んでいただき、今年もとても楽しい一年になりました。
台本について少し。
私はお盆とお正月はほぼ毎年父の実家に帰省しています。親戚一同、お正月だけは帰省するという方も多いのではないでしょうか。
昔は来るのが面倒だったり思った時期もありましたが、今は毎年祖父母に会えるのは、これが最後かもしれないと覚悟しながら帰省しています。
毎年私たちを取り巻く環境は変わります。
今年一緒にいた方が来年は一緒にいないこともあるでしょう。
反対に今年は一緒にいなかった方と一緒にいるかもしれません。
来年がどんな一年になるのか、どんな方々と一緒にいるのか不安と期待があります。
今年仲良くして下さった方とは来年も引き続き、今年あまり関わりのなかった方は来年はもっと関わって行けたら嬉しいです。
来年も何卒宜しくお願い致します。
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