感情の出汁にした
いちばんしちゃいけないことだと分かっていた
青色が怖くなったんだ
青色が怖くなったんだ
きっと 夏は終わるし
きっと 夜も明けないから
僕は走る 走る 走る 耳も塞げないまま
君の描いた 流星から逃げなくちゃ
逃げなくちゃ
飲み込まれる前にほら 急げ 急げ 急げ
夜を見失う前に
逃げなくちゃ
ねえ君は気付いたかい この世界の本当
横断歩道の白線の外を踏んじゃった僕ら きっと
その時に既にはじまってたのか 終わったのか
分からないまま履いたスニーカー
時間が止まったようだ 君と街灯 それだけ映っていた
もうずっと 繰り返すのは同じ音
#惰眠怠惰