❄️💍👑
--
❄️💍👑
- 11
- 0
- 0
👑
ひよこと天秤
❄️その眼が見据える晩年
こまっしゃくれた鳴き声など
とうの昔に聴き飽きた
👑ずるずる四の足音
歩む方向すら知らぬままに
ふらふら千鳥足 小瑠璃が笑う
💍道はか細い平均台
右も左も宵の光
どちらに落ちても奈落行き
👑辿り着いた濁世で
❄️手招きをする曖昧宿
💍あんよが上手は床上手
❄️虚構の嵩 💍百貫の屑
👑「また始まったよ」
💍👑繰り返す東雲の空 そこかしこから雛型の産声
荒れ果てた轍を通るとも知らずに
❄️💍収まりつかぬ不相応の翼
くちばしから垂れる墨汁は 降り出す雨に滲み広がる
俄作りの鳥小屋じゃ雨宿りもできやしない
泥水すすり いざ
💍一匁の分銅に脅かされ 命の時間が迫る
❄️急げ👑渡れ ❄️👑遠浅の海 👑遠雷響く彼方まで
❄️💍墨で塗り潰したその道に
❄️💍👑差し込むは藍白の亀裂
拍手に飽きもせずに群れを成すは池の鯉
💍「見ちゃいけない!」
❄️💍無い親指隠して通夜を👑飛び越えろ
Comment
No Comments Yet.