彼と彼女のクリスマス〜第10章〜
BGM:c・書き手:香魚
彼と彼女のクリスマス〜第10章〜
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この小説が生まれたきっかけのプレイリストになります。
❄️彼と彼女の8小雪←「雪」がポイントです。
https://nana-music.com/playlists/3921812
🎄彼と彼女のクリスマス プレイリスト
https://nana-music.com/playlists/3926734
※妄想クリエイティ部に投稿したものを、加筆修正しています。
※この短編小説を声劇や歌にしたい方は、原案が私・香魚である事の明記と、最終章を投稿後にアップする無音コラボサウンドを使って下さいませ。
(聴きに伺いたいので、コラボ履歴に入れて欲しいです)
※nana以外の持ち出しはご遠慮下さい。
12/8 天気 快晴
イタリアンレストランに着いた2人。
彼がドアを開けて、彼女を先に店内に入れる。
ワンピース姿の彼女の姿に、彼の心臓が早く波打つ。
2人は窓際の席に案内された。
彼女が先に話しかけた。
「せっかくのイタリアンですから、別々のメニューを選んで、シェアしませんか?」
「いいですよ。あ!ドリンクバーにココアありますね!」
彼女の頬が赤く染まる。
和食屋でお酒の入った彼女より、さらに赤く見えるのは、メイクのせいだけではなかった。
10分程相談して、彼女はパスタ、彼はピッツァを選ぶ。
そして、ドリンクバーもセットで。
食事を終えた彼が、彼女に紙袋を差し出す。
「これ、よかったら。」
ショッピングモールで彼が持っていた紙袋に気がついた彼女は、思わず口に手を当てる。
「え?私に?」
「お誘いのお礼です。」
「あ、ありがとうございます。実は、私も…」
彼女は、自分で用意した真っ白な紙袋を彼に差し出しながら、続けた。
「2回も食事に付き合ってくださったお礼です。」
彼は微笑みながら、
「食事も済ませたことだし、車の中で、改めて交換しませんか?」
彼からの提案に、彼女は小さくうなづいた。
❄️続きはこちら
https://nana-music.com/sounds/0679ad96
❄️二次創作用の空コラボ音源はこちら
https://nana-music.com/sounds/0679ade6
#妄想クリエイティ部
#cさんに感謝
#箱ちゃんに感謝
#なかゆきさんに感謝
#香魚が綴る物語
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