彼と彼女のクリスマス〜第1章〜
BGM:c・書き手:香魚
彼と彼女のクリスマス〜第1章〜
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この小説が生まれたきっかけのプレイリストになります。
❄️彼と彼女の8小雪👈「雪」がポイントです。
https://nana-music.com/playlists/3921812
🎄彼と彼女のクリスマス プレイリスト
https://nana-music.com/playlists/3926734
※この短編小説を声劇や歌にしたい方は、原案が私・香魚である事の明記と、最終章を投稿後にアップする無音コラボサウンドを使ってください。
(聴きに伺いたいので、コラボ履歴に入れてほしいです)
※nana以外の利用はご遠慮下さい。
12月3日 はれ
彼と彼女のデスクは斜め向かいにあり、互いに目を合わせられずにいる。
彼女が彼にメールを送信する。
『じ、じゃあ、とりあえず、連絡先交換して、日程決めませんか?他の方に誤解されたら困るので、こっそりと』
彼も急いで返信する。
『そうですね。じゃあ、LINEでいいですか?』
2人はメール送信に夢中で、電話や他の社員の声も全く耳に入らない。
パソコンのキーボードをタイピングする音が、心臓の鼓動と重なって聴こえている彼女は、送信先を間違えていないか、念入りに確認して、彼に送信した。
『は、はい。これです。』
彼もまた、彼女の顔を見る事ができないまま、メールを送信した。
『ありがとうございます。自分のはこれです』
2人はおもむろにスマホを取り出し、連絡先を登録し、メッセージを送信する。
2人のスマホ画面に、メッセージが表示される。
『木曜日楽しみにしています。よろしくお願いします』
2人は定時まで仕事に集中しているふりをするのに精一杯だった。
❄️続きはこちら
https://nana-music.com/sounds/067993ed
❄️二次創作用の空コラボ音源はこちら
https://nana-music.com/sounds/0679ade6
#妄想クリエイティ部
#cさんに感謝
#箱ちゃんに感謝
#なかゆきさんに感謝
#香魚が綴る物語
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