悲しいことなんて 思い出さないように 蓋をする
優しい言葉って 思い出せないし いらないよ
連れないことばっか言わないでよ
一つは返事して
街灯の暗さじゃわかんないからさ
口じゃ言えないからさ
ねぇ 笑った振りをしてって
ねぇ 怒った振りをして
ねぇ どうしても裸眼じゃ上手く見えないから
君と夜を縫っていく
夜の街を縫っていく
暗い街路 ライトの灯りだけ
足音を刺した薄い夜
いつも君を待っていた
意味がそこで立っていた
下手な泣き真似をしている君が見える
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