【漫才】迷子センター【声劇】
店員:〇〇、客:〇〇、台本:花淵菫、作曲:植松伸夫
【漫才】迷子センター【声劇】
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過去のネタではなく、新しく書きました。
お客さんの性別と、子供の性別を逆にしていただければ、成立します。
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店:あー、それは怖かったですね。もう、大丈夫ですよ。お父さんと、お母さんの名前を教えてくれるかな?
客:…………俺、今年、37だよ?!
店:え?!
客:じゃなくて、娘! 娘を探してるの!
店:でしたら、あのガラス窓から除いてみてください。今、3歳、5歳、7歳の女の子が揃っています。
客:怪しい店みたいになってるじゃん! 迷子センターだろう?!
店:あ、お客様が迷子?!
客:違うって言ってんだろ! 娘!! 娘がいなくなっちゃったの!!
店:でした早く警察の方に連絡された方が……
客:いや、そうなんだけどさ。一応順序って物があるじゃん?
店:はい。では、お名前を教えてください。
客:杉山凛子。
店:いや、娘さんのお名前を──
客:娘の名前だろう?!
店:では、年齢と服装の特徴を、
客:4歳。で、赤い帽子、黄色のTシャツに、青のズボン。
店:分かりました。ちょっと放送で呼びかけてみます。
客:頼むよ!
店:ピンポンパンポーン。迷子のお知らせです。4歳、信号機カラーの杉山凛子ちゃん。お父さんが迷子です。
客:違う違う違う!!
店:え?!
客:娘! 娘が迷子なの! で、信号機ってなんだよ!
店:あ、お父さんが探しています。至急、東館5階、北西の迷子センターまでお越しください。
客:来れたら迷子になってねぇんだよ!
店:は?
客:4歳だよ?! なんか、こう、見掛けた方は従業員に声掛けてとか、そういう事を言ってくれないかな?!
店:えー、4歳で、赤、黄、青の服を着た凛子ちゃんが、豹柄ブレザーを着た、サングラスの⋯⋯お父さんを探しています!
客:違う!!!
#花淵菫 #漫才 #コント #声劇 #声劇台本
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