●メモ
OBAKE
●メモ
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機材や経験などの備忘録
●オーディオI/F(インターフェース)
以下に紹介するマイクを接続する為に必要な機械です。PCなどのマイク端子(3.5mm)を使用すると破損する恐れなどがあり危険です。
UM2 U-PHORIA
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/186277/
価格の割には性能が優れていて、XLRケーブルを直挿しでき、ダイレクトモニタリング機能(ヘッドフォンで自分の声をモニタリングできる)、裏手には48Vファンタム電源(コンデンサマイク使用後はGAINを最小にして、ここをOFFにする)などが搭載されていて入門用として割り切って買うのであれば問題ないかと思います。iPhoneの方は別の選択肢があるようです。
●マイク
マイク全般の話になりますが、ブランドマイクには偽物が存在し、オークションサイト等で相場よりも安価な価格で取引されていることが多いようなので、代理店などでのご購入をお勧めします。
※リサイクルショップなどで購入する場合は偽物だと判明した際に返金可能かどうかを予め確認することをお勧めします。私の近辺のリサイクルショップでのSM58Sの相場は6000円前後でした。
マイクには主に2つの種類があり、電源を使用せずにXLRケーブル(キャノンケーブル)を使用して使うことのできるものをダイナミックマイク、48Vの電流(ファンタム)を使って駆動するものがコンデンサマイクです。
コンデンサマイクは内部に振動する部品が内蔵されており、音量が大きすぎると部品が壊れてしまったり、湿気の多い場所で保管しないなど扱いが難しいです。音の拾い方がダイナミックマイクと比べてクリアで、繊細な表現ができます。
また、指向性というものがありマイクが音を拾う空間を制限したものを単一指向や、極端に制限したものを超単一指向と呼び、ライブ会場などのシーンで周囲の歓声や背後のドラムなどの大音量を出す楽器などの音が入らないようにする為に使用されます。
更にマイクにはスイッチがあるモデルとスイッチがないモデルがありスイッチがつくと高額になるマイクが存在します。解決策としてXLRケーブルの中間に挟むことができるスイッチがあります。
CLASSIC PRO AXX212S
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/253792/
BEHRINGER XM8500(ダイナミック/単一指向)
正直使用していないものをレビューしたくはないですが、AT-VD3を愛用してきた身としては動画サイトのレビューなどで音質に驚かされました。nanaでは以下のサイトでハッシュタグをつけられてテストをされている方がいます。他のユーザーの方の無加工でのSM58テストの音声も同時に掲載します。
マイクテスト / by 岡安ハルカ
https://nana-music.com/sounds/01d44775
【歌ってみた無加工SM58テスト】僕たちが恋をする理由(ハープ風)
https://nana-music.com/sounds/019b7f3d
3000円前後の価格帯ながら、お洒落なケースとマイクホルダーが付属しています。ケーブルが付属していないようですが、XLRケーブル自体はリサイクルショップで探せば安価に調達できます。
このマイク自体がSM58の特性を真似るというコンセプトで設計されているようで、紹介したマイクテストは改造(グリルボールの中身をカットした不織布に入れ換える)を施した物のようですが、00:22頃の高音の切れ具合がとても似ています。
Shure SM58(ダイナミック/単一指向)
低中音域が出て高音が籠りがちですが、汎用性の高さが素晴らしくハンドリングノイズに強く過酷な環境でも使用できる強靭さを持ち、グリル部分のポップガードによって、リップノイズや雑音の軽減など後々に対比用効果が高いと感じさせられたマイクです。
低中音域の男性ボーカルの曲や配信用途に適正があると思います。敢えて音程の高い曲などをSM58で歌うと声量が増大すると思います。
AKG D7(ダイナミック/超単一指向)
音の解像度が高く、初めて使用した際の感想は「そのままの音」でした。アカペラ(機材を使用しない)で歌った際は歌えるのにマイクを通すと途端に歌えないという場合はAKGD7がおすすめです。
SENNHEISER e845(ダイナミック/超単一指向)
KING GNUの井口さんの白日のライブ動画で使われていたように見えたので購入しました。同じようにウィスパーボイスを使用して歌うと拾い易く、高音域を特に拾うように思えます。
Audio Technica AT2020(コンデンサ/単一指向)
入門用として最適でファンタム電源を必要とするマイクです。ダイレクトモニタリングで聴いてみるとリズムをとる為の足踏み音すら拾ってしまう程音を拾う為、ASMRの収録に使用されたり、芯のない裏声を多用するような歌に適しています。マイクスタンド等に固定して使用します。唾液や息からマイクを守るためポップガードは必須です。
上位機種としてAT2050というものがあり、シーン別に指向性を切り替えることができますが、価格が非常に高いです。
●アクセサリー
・マイクスタンド(卓上型)
100円ショップで販売されている商品を使用して300円で卓上型マイクスタンドを作成してしまった方が存在したので以下に紹介します。
https://youtu.be/lgjKH-QsI7Y
同じ事を試したところ100円商品のクリップのボール部品を接続する柱の溝がマイクホルダーの金具の規格に嵌まるように設計されており、実質的に100円でマイクスタンドを作成することができました。
●影響を受けたアーティスト / 代表曲
「低音/中音域」
秋川雅史 / Pride 威風堂々
改めて自分の中にあるルーツを探るため秋川雅史さんの曲を歌い返してみると、劇場を感じさせる歌い方で、この曲に限らずに秋川雅史さんの曲を歌うには息を深く吸い込んで出す(息を吐き切ると無意識に呼吸が深くなります)ということが必要となり、声量の基礎になるのではないかと思います。加えて「長く冷たい夜が祈る深さを試す」という辺りの感情表現力も必要になります。
上田正樹 / You Belong To Me
歌詞が児童向けではないことは明らかですが、息のコントロール技術(抑揚)などをとても求められます。余談ですが私の主観では玉置浩二さんの声質を低くすると上田正樹さんに近くなります。アーティストとしての上田正樹さんを尊敬しています。
「中音域/高音域」
池田聡 / 思い出さない夜はないだろう
「思い出さない」など特定箇所の強調と「浮かんでくる」の部分ではこぶし(不規則に伸ばす)を「まぼろしさ」の部分では儚さを表現する技術も必要です。実際に身体をターンの要領で「しさ」の部分で腹部に適度な力が入るようにするとうまく発音できると思います。
「高音域」
T.M Revolution / 西川貴教【後期】
初まりは「INVOKE」、「HOT LIMIT」、そして消臭力のCMで聴くようになりました。特に戦国BASARやThunderbolt Fantasy等のジャンルでの曲はパワフルな仕上がりになっておりThunderbolt Fantasyに至っては台湾との重要な絆であると思います。
聴いていく程にアクセントによる発音を変えたテクニック「革命デュアリズム(奇跡よ照らせ,面白くない)」、「Never Say Never(愛の涙が散ってく,想いが埋めてく)」や筋肉によるピッチの安定感など、見習うべき箇所が多すぎるシンガーです。
後々に驚かされたのはデビュー曲である「独裁-monopolize-」で終盤でタングトリルを使ったエロスが表現されていて「女の為に恋は回ってる」という歌詞(井上秋緒さんの歌詞センス)と照らし合わせると男性的な牽引する力強さと愛撫を連想させるかのような文字通り「天才」以外の表現が見当たらない仕上がりで、TAKNORI Makes Revolutionが体現されている曲だと思います。
MISIA / Everything
本来なら男性が歌う曲ではないことは明白ですが、小学生の辺りで覚えて発声していれば、二次成長してもこの辺りの音域を出すことができる可能性があります。「あなたが」や「優しい嘘なら要らない」の箇所のロングトーンなど学ぶ箇所は多くあります。
平井堅/杏里/竹内まりあ/岡村孝子/宇多田ヒカル/サラブライトマン/LIBERA/TWO-MIX/小林明子/
「リズム感」
嵐 / A・RA・SHI
途中にRAPが入りますが、比較的RAPの中では歌い易いのではないかと思います。リズム感を掴むのであればお勧めです。初期の音源の方が色合いがはっきりしていたと感じます。
EXILE feat. VERBAL(m-flo) / 銀河鉄道999
カバー曲ですが途中にRAPが入り他のEXILEの曲と比べると総合的にRAPが難しいように感じます。EXILE自体がリズム感のある曲ばかりなので、リズム感の素地になると思います。
SOUL'd OUT / TOKYO通信~Urbs Communication~
今は離れてしまった友人が聴いていた曲で世間的には眉をしかめられそうなイメージですが、こちらは2種類のRAPが交錯している曲で、異なるRAPを使い分ける必要性があります。
瀬川 素公(motsu)/ Gamble Rumble
EDMを感じさせる曲で早口言葉と転調が激しい曲が多い印象です。m.o.v.e時代のGamble RumbleのRAPは特に顕著だと思います。指などでリズムをとったり、身体を動かしてリズムを覚えるのが一番かと思います。
●ハモリ(耳コピ/主旋律のみ可必須)
自身の経験上Elements Garden系のCDに収録されているoffvocalトラックにはハモリが収録されていることが多いです。
他にもPCならボーカルリデューサー、スマートフォンならハヤえもん等で様々なハモリを聴いていると感覚的に体得できます。
理論として学ぶ場合は3度、5度ハモリなどで調べると学べるようですが、機械的に全て上げたり、下げると不協和音が出たりと難しいようです。
正直鍵盤を叩くよりも直観的に正しいと思った音と主旋律を重ねると正しかったということが良くあります。身に付けると聴き取りにくいように作られた楽曲でもハモリに特徴的な部分があれば全体像が掴める場合もあります。
【成功例 / WHITE BREATH(1997)】
ハヤえもんでXYY-50A(セリアイヤフォン)を使用して原曲からハモリを浮かせられました。定番のセブンイレブンイヤフォンでは再現性がとれませんでした。
本体音量(Android)
・目盛り60%(最大30段階調節)
・ミュート状態から18回
イコイライザ
・中音カット(超最強)
エフェクト
・ボーカルキャンセル
・リバーブ【大聖堂】
●声劇
「リップノイズ」
SM58でGAIN15時程度、口元から20cm程離して斜め上方から収録。ロート製薬のリップクリームを使用。
●ボイスパーカッション
「Mouth Drums」
・SM58でグリルを親指で覆いながら歌う。
・主旋律(アカペラ)に重ねる方が容易
→弾き語り等も歌の速度に同期させている
※メトロノームの有効性の証明
●喉飴
VC3000喉飴
喉のコーティング効果があり、高い声を出し易くなります。
※一度に多量に摂取するとお腹が緩くなります
ミント系喉飴
鼻はすっきりとしますが、喉が荒れてしまい、声が濁ります。
●スロートコート
喉飴ではなくティーバッグタイプのお茶です。VC3000喉飴は確かに高音は出し易くなりますが、低音と中音域の発声が難しくなり、比べてスロートコートは満遍なく声が出るように感じました。効果も即効性があります。
●ストレッチ
高音域が高くて出しにくい時は肩を回しながら歌うと肩がほぐれて声がで易くなります。
●マイク関係(テクニック)
SM58で高音域の声を出そうとすると、容赦なく芯のない高音がカットされるのは有名ですが、SM58との距離が歯が触れる前後の距離で高音を出すと化けます(衛生上マイマイクでの使用が前提ですが)。
●防音
吸音(音を吸収して反響を抑える)
遮音(吸音で弱まった音を遮断する)
●音痴
自分自身は音痴ではないですが、正しい音程を理解できているのに思っている音が出せないという「運動性音痴」の方への項目です。少しでも役に立てれば幸いです。
・ピアノを弾く(音程を覚える)
電子ピアノで出来ればロールタイプではなく、鍵盤を押した事がはっきりとわかるCASIO等のメーカー製品がおすすめです。
リサイクルショップ等で安く手に入れることができますが、全ての鍵盤などが鳴るのか、不良時の返品など確認した方が良いです。
スマートフォンでもピアノを弾くことのできるアプリはありますが、自分を例にすると身体が勝手に左右に動く(音感/方向がわかる)という感覚を身に付けるには自由に動けるスペースは必要かと思います。
コード表記も並列で覚える方が良いので、鍵盤シールなどを貼ると常に目に触れているので、覚え易いと思います。
C D E F G A B C
ドレミファソラシド
・ピアノを弾きながら声を出す
Androidのアプリで「ボーカル音程モニター」というものがあります。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tadaoyamaoka.vocalpitchmonitor
アプリで音程のズレを確認しながら、実際に出ている音が同じかどうかを確認できます。
・自分の声を聴く
ダイレクトモニタリング付きのオーディオI/Fではリアルタイムに自分の声を聴く事が出来るので、発声した声と記憶している音程の差違が明確にわかります。ポリバケツを被りながら発声して反響を利用して自分の声を聴いたりする方法もあります。
PCを所有していてOSがWindows10でヘッドセット端子があればヘッドセット、通常の赤と緑の端子であれば赤と緑(マイク、音声出力)に分離しているものを使用して以下の方法にて音質は悪いですが、低予算(赤と緑の端子しかないPCで1本しか線のないヘッドセットを使用したい場合変換ケーブルが必要です)で自分の声を聴く事ができます。
http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/6240?site_domain=default
・メトロノームでリズム感を養う
Mouth Drumsで気付きましたが、リズム感のトレーニングでメトロノームを使った音痴の改善方法があるようで、メトロノームの調子に合わせて手を鳴らしてみる等、身体にメトロノームを取り込むことで伴奏の曲構成などの理解をする為の感性を開発できるのではないかと思います。
・骨伝導イヤフォン
・採点機能を使う
カラオケ喫茶のイメージで大幅にコロナの温床と認識されているカラオケBOXですが、換気性能はカラオケ喫茶よりも高く法律が求める換気基準も高いようです。
カラオケと言えば第一興商(DAM)とエクシング(JOYSOUND)の2社ですが、採点はDAM派です。スマートフォンでも採点アプリがあるようですが、採点の信憑性を疑っています。音程がズレているということが視覚的に一目でわかる為、採点は改善に効果があると思います。
店舗で歌う事が万全の対策を講じても怖いという方はゲーム機ならJOYSOUNDがNintendo Switchで利用可能です。ただ、この場合には機材の購入やデータ通信、オンライン利用料+JOYSOUND利用券(無料曲なども存在します)なども必要な為、帯域容量が少ないプランでテザリングを利用している方は注意が必要です。将来性を考えるとオーディオI/Fとマイクは一度に揃えたいところです(ミュートカップと専用マイクは声量と相談)。
防音は練習目的であれば分厚い毛布を自分を囲うようにして重ねて使うとある程度の声量なら吸音します。クローゼットにて-25dB(端末にて高音系の音楽を最大音量にして再生して別の端末のアプリにて測定)程度までは軽減はできます。
防音室を作成したので、記事にしました。
https://nana-music.com/sounds/068d5411
●作詞
But、今回ちょっとこの本にも私情入りまくった箇所があったりします。「proto
nics.」のタカが作詞をするエピソードのところなんですが、私、本業が作詞家なので
部妙にリアリティーありあり。 どの「一部」かはとても言えません。
けど、作詞の手順ややり方は、本文のタカと一緒かな。曲ができていてそれに詞を乗せて
くってやり方なのですが、私もタカのように、先ず曲を自分の中で消化する作業から始めま
す。基本的に戴いた曲の良さを後押しするのが詞の役目だと思っているので。 文字制限があ
るのは勿論、メロディーや曲調との調和も考えなければいけない作業、その中で自分の世界
も展開していかなければならないので、意外とこれが大変なんです。作詞。けれど、 だから
こそ全てがドンピシャにハマった時は感動もひとしお、その上その効果がうまく聴き手に伝
わったと判った日にゃあ、うるうるとまでしてしまいます。
T.M.Revolutionなどに歌詞を提供されている井上秋緒(朝霧遥)さんの小説「プロトニクス〈2〉EXAS STORY VOL.3」のあとがきの言葉ですが、RAIMEIの歌詞を見たとき哲学的才覚を直観しました。個人的な感覚としてはサビの転調箇所(サビより強く印象的な表現)やリズムが不規則に変化する部分を起点に他の場所で辻褄を合わせていくような作業ではないかと想像しました。
●トレーニング
急激に痩せてしまい中音域と低音域がうまく出なくなったので、痩せている方の参考になると思い残します。脚の筋肉も意識できていなかっただけで、音を調節(脚が遮音材のようになってブレをなくす)する上で非常に重要だと実感しました。
肩全般、背中(上部)、首周り
→高音域、中音域
腹筋、脇腹、広背筋
→低音、中音域
●アクセサリ(ブーツ等)
マイクスタンドで力の掛け方を変えて声を調整するということを私もしていますが、同じ要領で、V系バンドで見かけるひざまで長さがあるブーツも体重が軽い方が声を調整する為に使っている可能性が浮上しました。
他にもプロテクターなど質量があるものを身体に装着すれば筋肉がつきにくい体質の方でも補助できるのではないでしょうか。
●エナジードリンク
私は元々声量がある方だったので気に留めていなかったですが、声帯も筋肉であり、その他の肩周辺、脇腹、大腿筋など歌唱する上で筋肉を鍛えることを推奨するボイストレーナーは私が知る限りでは確認できませんでした。恐らくそれらはトレーナー自身が肉体的に健康で筋肉がつき易い体質的なものもあるかと思います。
経験上これらは確かに声量や低音域に深く関係していて痩せすぎてしまってからは爆発力に欠け、扱える声量が減衰した影響で以前は歌えた曲もコンディションによって歌えなくなることが多くなりました。
しかしある時に小振りのエナジードリンクを飲んだ状態で歌うとメイン部分が100dB~116dBサビ部分が120dBを超える程の声量になりました(健康な時は128dBまで歌声を扱えました)。
歌手の方でドラッグに手を出してしまう理由がここにあるかと思います。西川貴教さんは発音を変えたり、ビブラートの箇所を変えたり(喉に負担をかけないようにNever say Neverのsayとverにゆとりを持たせる)、歌詞にない発音(革命デュアリズム「奇跡を照らせ」)を入れて声量を上げたりされていますね。
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