折り紙
ご報告です
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母が癌を患いました
大腸と肝臓に悪性腫瘍が見られ、肺癌や乳癌の可能性もあるかもしれないとのことで、進行具合も最終ステージであるステージ4にまで進んでしまっているそうです
5年間の生存率、10%以下だそうです
母はまだ54歳です
子供たちがやっと手元から離れていったというのに、今度は実の親の介護に追われるという日々を過ごしていました
自分自身の自由な時間など、いくらも無かったことと思います
20歳になる手前で長男である自分を出産し、働き盛り遊びたい盛りの年頃には家庭のために良き母として頑張ってくれていました
自分も、誰にでも自慢出来るほどに良き母だと思っています
きっとずっと前からセカンドライフ、老後の楽しみをたくさん思い描いていたことと思います
やり残していることもたくさんあると思います
それなのにもう残された時間が僅かだなんて
いつからステージ4にまで至っていたのかもわかりません
父の話では頑なに病院に行きたがらなかったそうです
自分を犠牲にしがちな母のことだから『自分が介護出来なくなってしまったら大変だ』というような責任感で、診察に行くのを拒んでいたのではないかと思います
あと何年生きられるか、明日の日の目を拝めるかもわかりません
治療を受けられる病院を探してもらっている最中ではありますが、どうしても高額医療になることでしょう
父が母をどんな保険に入れていたのかはわかりませんが、払い切れるかもわからないし、母もそれを踏まえて治療を拒むかもしれません
死にたくなんてないのに、生きることを諦めてしまうのではないかと思います
家族みんなで、最後は母の意志を尊重しようというように話は纏まりはしたけれど、みんな心のどこかでは納得出来てないのではないかと思います
理想は治療を受けて完治してもらうことではあるけれど、実際とても大変で苦しいことでしょう
そんな治りもしないのに苦しい思いはしたくないという人もいるでしょう
それでも生きて欲しいというエゴはやっぱり少なからずあるのが正直な気持ちです
まだ自分も考えが纏まらなくて、ただただ祈ることしか出来ていない状態です
あまりにも早すぎる
せめて少しでも残された時間を
後悔の無いように生きてほしい
#ご報告 #吐き溜め
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