傍観者(朗読)
macoto@とっつぁん
傍観者(朗読)
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クラスのいじめを横目で
無関心を装い見ていた
いじめっ子がみんなを煽る
僕は乾いた笑い声をあげる
笑わないときっと次は
僕がターゲットになるから
そんなくらいなら無関心で
傍観者でいる方がいい
もし悪魔の実を手に入れて
ものすごく強くなれたなら
そんないじめっ子なんて
やっつけてあげられるのにな
そんなことを考えてたら
踏みつけられた彼と目が合う
思わず目を逸らしてしまう
こっち見んなよ見ないでくれ
僕がいじめてるわけじゃないだろ
僕がいじめてるわけじゃないだろ
僕はこの後は塾に行き
晩御飯にカレーを食べるだけだから
ある日学校に行ったら
やけにみんながザワついてた
あの子が自殺したらしい
あの子が首を吊ったらしい
教室に先生が来て
言葉少なげに話しかけた
この学校にイジメはない
みんな分かっているだろう
アンケート用紙が配られた
テレビ局がたくさん来た
僕もマイクを向けられた
先生は喋るなと言っていた
重たい空気で家路につく
彼と合った目を思い出す
記憶を消そうとしてみても
ずっと彼の目がこっち見ている
僕がいじめたわけじゃないだろ
僕がいじめたわけじゃないだろ
7時になったらアニメ見なきゃ
先週の続きがね、気になってたから
Comment
4commnets
- ネギ男
- Ǥᑌᗰ ᔕƳᖇᑌᑭまこっちゃんが詩を読んでいる!!
- ネギ男
- フンっ。おおっー!すごいっ。 でもでも 作曲諦めたん?