星のダイアローグ
EspoirPrecure 4th Anniversary MOVIE
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🌙あの星を掴むのはだあれ? 塔の頂上で
🌹静かに灯った炎が アツく胸を焦がしていく
🍀運命の輪 舞台の上で躍らされている訳じゃない 飛びたて
⭐確かにあの日見たんだ 弾けた星のキラめき
🍀色褪せた🌹約束に🌙指が触れるまで
⭐幕開け前に始まる 目の前で綴られてく
🌙生まれ変わった私は
🌹ここで🍀キミに🍀🌹逢えた
⭐️もう一度
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王宮中を歩き回った一行であったが、一日かけてくまなく探しても、リアはどこにもいなかった。傾き始めた橙の夕日が、それぞれの疲れきった顔を照らしている。
🎧皆、こんな時間までありがとう。でも、これ以上客人を疲れさせるわけにはいかないよ。今日はもう休んで。
🌹何言ってるの。付き合うと言ったからには、最後までとことん協力いたしますわ。
🍀それに、まだお外を探していないでしょう?東屋や塔がたくさんあるお庭なら、隠れられる場所もあるかもしれないわ。
そう言って微笑んだりんねを見て、レガは焦りかけていた心が少しずつ解れて行くのを感じた。彼女が述べたように、広大な庭にある展望台や東屋には、まだ足を踏み入れていない。つまり、希望はまだ残っているということだ。
🎧ありがとう。じゃあ手分けをしよう。レザンとポム、ソンブルはあっちの東屋を見てきて欲しい。まつりとゆららとあすなは展望台で、僕とリーラ・りんね・まりあは奥の灯台に登ってみるよ。
🍇わかった。皆、無理はしないでね。
💎日が沈んだらまたここに集合しましょう。
彼らは三手に分かれ、それぞれの向かう先へと走り出す。レガ達のチームが目指すのは、王宮から最も離れた背の高い灯台だ。日が暮れるまでの時間を、少しでも長く捜索に当てなければ。四人は顔を見合わせると、頷いて走り出す。
数分かけて灯台まで辿り着く頃には、全員肩で大きく息をしていた。しかし、その甲斐があったのだろう、灯台を見上げたレガの目には、窓からこちらを見下ろす見慣れた長い黒髪が映っていた。
🎧リア……リアだ!窓のところにいるよ!
🍀本当?良かった。
🌙早く降りてきなさいよ!みんな心配してるわよ!
だが、安堵するレガ達とは裏腹に、黒髪の少女は冷めた表情のままその場を動かなかった。不審に思ったまりあが目を凝らしてよく見ると、どうやら彼女の後ろにはもう何人かの人影があるようだった。それが誰なのか気づいた途端、まりあは信じられないと言ったような顔で目を見開く。そこに居たのは、忘れたくても忘れられない因縁の相手、カプリシューズだった。
🌹あなた達……!
⌚️あ?バレちゃった?
🎩如何にも、お探しの姫様ならここにいるのだよ。
勝ち誇った笑みを浮かべたラージュは、無表情なリアの方に手を回し、さらに挑発するように声を張り上げる。
⌚️プリキュアよりウチらを選んだんだって! ざまぁみろ!
🎧リアが、プリキュアの敵を選んだ……?そんなわけないよ、だってリアは……。
🎶黙って。
冷たく棘のある声がレガの言葉を遮った。それが、心の底から凍らせたようなその響きが、リアの声だとは信じられなかった。レガは震える唇をそっと閉じ、大きな目を彼女の方へと向ける。その瞬間、目が合った。
🎶私にはもう、レガなんて必要ない。
🎧そんな……リア、どうして?
今にも倒れてしまいそうなほど、レガは弱々しく身を震わせていた。リアは依然として何も言わず、カプリシューズの笑みだけが、心にどす黒い色を塗る。
🌙レガ、下がってて。きっとリアはカプリシューズに利用されているんだわ。
リーラの声に、りんねとまりあも頷き、レガの前へと歩み出る。
🍀あなた達なんかに、リアは渡さない。
🌹大切な友達の、大切な人、返していただきますわ!
🍀🌹🌙プリキュア!エスポワールマジック!
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🍀碧月りんね(cv:白月)
🌹夕闇まりあ(cv:RAKKO)
🌙リーラ(cv:えくれあ)
Illust:てでぃべあ 様
伴奏:碧海 様
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プレイリストVol.1
https://nana-music.com/playlists/3887941
Vol.2
https://nana-music.com/playlists/3887944
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#エスプリ4周年 #君と奏でる希望 #エスポワールプリキュア #エスプリ
#少女歌劇レヴュースタァライト
#まりりんばんそう
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