掛け合い声劇「夏の登校」
たつや CV なつ CV
掛け合い声劇「夏の登校」
- 3
- 0
- 0
ある真夏時の登校風景
額に汗を浮かべた学生服の男が憎々しげに呪詛を唱えている。
たつや「あー、今日もくっそあちぃ……。最近の気温マジバグってんだろ。憂鬱。太陽が憎い。コンクリートが憎い……なんかもう、全てが憎い。」
なつ「おぉーっはよぉー!!たっくーーんっ!!!」
たつや「ぐぼっ!?てめふざ、離れろ!ただでさえ暑いのにくっついてくんじゃねぇ!」
なつ「なんと!たっくんは身長が高いので私はその影にすっぽり入るのです!するとどうでしょあら不思議!私とっても涼しい!」
たつや「歩きづらい上にくっついてっとプラマイゼロどころかマイナスだろうし何より人を遮光物扱いするな!」
なつ「あ、たっくん袖ほつれてる。」
たつや「人の話を聞け!」
なつ「えい。」
たつや「だぁぁ!!ほつれた糸を引っ張るんじゃねぇ!」
なつ「はぁ、もーたっくーん?あんまり騒ぐと周りの迷惑だよ?」
たつや「仕舞いにゃしばくぞお前!?」
なつ「きゃーぼーりょくてきだー。けーさつにつーほーしてやるー。」
たつや「……はぁ、なんかもう、朝っぱらから元気だなてめぇ……。」
なつ「おっさんくさいぞーあっははは!」
たつや(こいつ、いつか絶対絞めよう)
Comment
No Comments Yet.