ひゅうがに ひとり

棺「」

生きる 意味に なれなかった 死ぬ 理由に なりたかった ­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­-- [音入り] 棺:『だってそれは、嘘だから。』 棺:黒いのは嘘つき、白いのは正直者。そうやって人を見てきた。見分けてきた。 棺:『だから？貴方に関係が？』 棺:ひとと 関わることを、やめた。 [00:20〜] 棺:「お前が嘘つきだって言うなら、俺はそれ以上の嘘つきさ。」 棺:思いもしないただの文字を吐いて、偽りの笑みだけを貼り付け宿して。 棺:お前なんて死んじまえ。二度と俺の前に立つな。気持ち悪いんだよ。おまえの、くせに。 [00:40〜][被せ合いながら] 棺:「祈りでしょう。私が死ぬ為に必要なことは、祈りしか、ないのです。」 棺:「私が本物か？はは。」 棺:「それで？お前は私に何を求める？」 棺:「まさか、嘘かもわからないのですか。」 棺:『良いのです。それで、良かったのです。』 棺:「汚い存在ですね、本当に！」 棺:「っ望まれていないのさ、お前は。」 棺:『嘘だよ、お前は大嘘つきだ。』 棺:「………っうる、さい」 棺:俺以外が、死ねば [01:01〜] 棺:嘘だということは、答えを探すこと。 棺:答えを見つければ、嘘だと言う。 棺:祈れ 棺:吐け 棺:祈れ 棺:祈れ 棺:吐け 棺:祈れ、祈れ、祈れ 棺:さて、嘘つきとは一体なんでしょう。 棺:「くそ、お前が死ねば俺も死ねたのに。」 ­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­-- ▹▸ NAME : 棺[ﾋﾂｷﾞ] LIFE : スノードロップ 「なら、さっさと死んじまえ」 ­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­-- 劇の 主役は 君だった 君だけだった 死ぬことには もう 慣れたか ──────────────── 棺は男の子です。性別転換やコピペはお控え下さい。 📌今回レーニャ様の音楽をお借りしていますので、コラボされる際には必ずレーニャ様のピアノに拍手コメントをお願いします。 ──────────────── #声劇台本 #透のはなし