#インスパイアストーリーズ #夏の戯れ
【5】
ひとしきり泣いた後に、海ではしゃいで。
お互いずぶ濡れになったところで、お開き。
そしていよいよ帰る時にかけた、いつもの一言。
「またね」への君の返答は、頷くだけだった。
そこに何か含みがあったのかもしれない。
いつもなら「またね」と返す君の声を、
聴けなかったことに、
違和感を持つべきだったのかもしれない。
終わりは前触れもなく訪れたりなんかしないと、
たかを括ってしまっていたのかもしれない。
もう戻ることのない君との時間が、
悲しいことに、日に日に輝きを増していく。
*歌詞*
夢ならばどれほどよかったでしょう
未だにあなたのことを夢にみる
忘れた物を取りに帰るように
古びた思い出の埃を払う
戻らない幸せがあることを
最後にあなたが教えてくれた
言えずに隠してた昏い過去も
あなたがいなきゃ永遠に昏いまま
きっともうこれ以上 傷つくことなど
ありはしないとわかっている
あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ
そのすべてを愛してた あなたとともに
胸に残り離れない 苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない
今でもあなたはわたしの光
***
#Lemon #米津玄師 #ピアノ伴奏 #まッきー
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