「泥の主張 」〜希望〜　side:teacher

りーふぃ

※先に台本作者様へ まず何より先に、謝罪いたします。 台本を読むにあたって、作者様が求めているであろう独白ではなく、第三者目線の言い回しに大きく改変しワンシーン化してしまいました。 フォロワーの方々がそれぞれに想いを込めてこの素晴らしい台本を読んでいる中、自分の中にこの独白している子(おそらく思春期の葛藤溢れる甘酸っぱい時期を詠んでいるのかなと解釈しました)のような思い悩んでいる人に寄り添える大人を演じたい(実際にそうありたい)気持ちが込み上げ、このような形で投稿させていただきました。 ドラマに影響されやすいんです。 金八先生が、鬼塚先生が、川藤先生が…好きなんです。 お許しくださいm(..)m そしてものすごく心震わされ、自分達が生きてきた時代よりも更に複雑に混沌としてしまった社会で成長しなければいけない子供達に、どう接していかなければいけないかなと考えさせてもらえる台本でした✨ 真面目に捉えすぎ？いえ、これが自分のやり方です。 関わった作品から何も学ばないのはもったいない。 改めて最後になりましたが… 水香さん、素敵な台本をありがとうございました！ 以下、台本元キャプションより ________________________ 小遣いをはたいて ようやく買えたスニーカー そんなことを雨は知るはずもなく降り続く 浮かれていた足取りが 現実を踏みしめた 綺麗な白はあっという間に泥に染まっていく 人生なんてものを、語れるほどは生きちゃいない だけどきっとこれが" 人生 "なんだろう ほどけた靴ひもにつまずいて転んだ あーあ、さっき結んだばかりなのに みんな私に言うんだ 生きるためにはあれが必要 これも必要、いやえっと結局どれも必要 わかってるんだったら、誰も苦しんじゃいないよ てか教科書にでも書いておいてくれよ 「もっと強くなりなさい」 「あなたならもっとできる」 私ってそんなに弱かったのかな こんなに一生懸命に生きている私を " 弱い " のたった一言で殺さないでくれよ 水たまりにわざと飛び込んでみた いつかは泥だって勲章になるのかもしれない そんな甘ったるい期待を洗い流すかのように 雨はいっそう強く降りしきっていた ________________________ 【お借りしたBGM】 「波紋に揺れる」騒音のない世界 様より #ポエトリーリーディング