【朗読】『 秘密の言葉 』
語り手:台本:Casa Felice
【朗読】『 秘密の言葉 』
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別垢からの移動ー
2022.5.5
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ー 2 years before
twenty-first…
過去から今に至る物語の欠片。
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起きたらぽっかり穴が空いていて
いつまで経っても埋まらなかった
世界は真っ暗で
失くしてしまったものに
何度謝っても言葉が軽くて
それでも
暗くて何も見えない世界を守らなければならなかった
ひとつひとつ
拾っていくと
なにが大事なのかが見えてきて
独りでも忘れずに大切にしようと決めた
「いつか形にしてお花を添えるね」
「名前はなにがいいかな」
まだ何もできてないけど
ずっとずっと大切に想ってる
忘れる日はない
いまだに日付が近づくと
どうしても身体も気持ちも傾いてしまう
それでも
密かに言い続けた『おめでとう』
今日は晴れだね
いくつもの鮮やかな色が空を泳ぐ日
3度目の立夏
あなたからも大切にされていた想いと共に
また胸にそっとしまうね
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読んでみたものの何度テイクを録っても
詰まる想いにうまく読めませんでした。
ピアノの音色が切ない気持ちに
優しく寄り添ってくれたように思います
雰囲気だけでも伝われば幸いです。
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7月15日旧暦のお盆の日🍆
盂蘭盆会(うらぼんえ)というそうですね。
この日
いつかと思っていたものを形にして
やっとお花を添えることができました
意図してなかった
盂蘭盆…
いい加減腐ってないで行けって
サポートが入ったんだと思います。
疲れ果ててしまった私の背中を押して
形にさせてくれたタイミングが
小さな奇跡の集まったものでした
ずっと
これ以上触れたら
保てない気がして力と勇気が出なかったこと
この先いつまでも行けなかったかもしれない
一つだけ
ちゃんとできたことに感謝…。
沢山言葉をかけてもらった中に
いくつも知っているようで
ちゃんと認識していなかったものがありました。
亡くなったものとの通信手段は
"香り“だそうです。
香りに想いを乗せて
私の心は届きましたか…?
何かお供えすればよかったと
後悔…。
待たせてばかりでごめんね…。
「次来る時はもっと気軽に立ち寄るような気持ちで…
縁日とかもありますから、楽しく遊びに来るくらいの気持ちでいいんですよ」
危うく緩い涙腺が崩壊するところでした…
難しい顔してたかな…申し訳ない…
気遣いが心に沁み入り感謝しかありません…。
その後すぐにたまたま実話を元にした
エッセイ漫画を目にしたら
「ごめんねじゃなくて、ありがとうと言ってね」
ってメッセージ…。ちゃんと受け取ったよ
次からはごめんねじゃなくて
ありがとうにするね…
心に刻んで忘れないように
書き記します
また会いにいくから
待っててね
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