【声劇】 それが罪だというのなら。

BGM:びすけっと様 読み手: 様 台本:まるくろ。

拙い文章ですが心を込めて書いております。 拍手またはコメいただけるとまるくろ。とても喜びます。 BGMとして びすけっと 様の 声 を お借りしました。ありがとうございます。 ⭕️一人称や言い回しの変更は大丈夫です ❌台本そのものが変わるようなアレンジは おやめ下さい あなた様のお時間少しだけいただけませんか? #BISオリジナル *☼*―――――*☼*――――― 断頭台の景色は、どんなものだろう 民衆が感情のまま叫び 歓喜(かんき)するのだろうか あるいは 静寂(せいじゃく)の中、 淡々と告げられるのだろうか 己の犯した罪も知らぬまま ここで息絶えるのだろうか 暗く汚いこの部屋に差し込むモノはなく ただ終わりゆく蝋燭(ろうそく)を 眺(なが)めるしかない 何も知らない子供だった私に、彼らは言った。 「あなた様が国そのものです」 『なんと単純な』 何も出来ない私に、彼らはいつもそうだった。 「案(あん)ずることはありません」 『なんと哀れな』 耳障りのいい言葉と、根拠の無い自信 全ては誰かの駒(こま)でしかなかった 「貴方様の為なのです」 『これでいい』 「王よ!!!」 『傀儡(かいらい)よ』 『「民はこれを望んでおります」』 あぁ、これこそが現実なんだろう 私は己の罪も知らぬまま 裁きを待つ 罪人なのだ *☼*―――――*☼*――――― #まるくろ。の台本 #声劇 #フィクション #断頭台 #罪人 #裏表 -この台本について- 「 」は表の言葉 『 』は裏の言葉 そこの読み方は自由で大丈夫です。 被せても、後に続いても大丈夫です。 何か不明な点等がありましたら 声をかけていただければ幸いです。