声劇 午前2時、カンパネルラ

台本:あいざわ 読み手:○○

＿目を閉じて、思い出して。 ☪︎アレンジ全然OKでございます。 ☪︎長ければ切って大丈夫です。 ☪︎一人称は役に合わせて変更して下さって大丈夫です。性別逆転もありです。 ☪︎コラボの際は拍手かコメントをして下さると 喜びますので、良かったらお願いしますね。 台本↓ ほら、車窓を見てごらん。 とても大きな天の川だろ？ ほら、少し手を伸ばして触ってご覧よ。 きっとさらさらとして冷たいから。 大丈夫、車掌はここに来ない。 僕と君の2人だけさ。 藍色に染まる空に、白く輝く淡い粒の一つ一つ。 深海に浮かぶ泡粒みたいにちっぽけに見えるけど、 その中できっと 誰かが大きな悩みを抱えて生きていて、 自分の背丈よりもうんと大きく見える 何かを守るために、 自分を犠牲にして生きている。 でもその大きな″何か″も、 こうして見ると所詮ちっぽけだ。 僕らの見ていた世界って、案外狭い。 だって人間ってこうして見ると、 びっくりするほど小さい生き物だろう？ ..........怖いの？そう。 なら、 君はまだここに来るべきじゃないのかもね。 大丈夫。 君もまだ戻れるさ。 目を閉じて、思い出して。 僕はカンパネルラ。 ＿＿君は、一体誰？ #声劇 #声劇台本 #朗読 #朗読台本 #本と万年筆 ＿その日は、まるでミルクを零したように 星の白い光が夜空を輝かせる夜だった。