#mar伴奏
「カーキー」との出会いと別れ
さて、「浅草フランス座」では、たけしさんより少し遅れて、カーキーこと和樹さんが入門してきたそうで、
たけしさんは、芸に対してひたむきだったたカーキーさんを見て、
カーキーとなら新しい笑いが作ることができるかもしれない
と、直感し、二人でコンビ「リズムフレンド」を結成。
二人は、毎日、朝まで笑いについて語り合い、劇場の屋上でコントの練習に明け暮れるなど、一緒に売れようと誓い合うほど、仲が良かったそうです。
しかし、やすきよ(横山やすしさん・西川きよしさん)の上を目指していたたけしさんは、やがて、カーキーさんがアドリブが出来ないなど、自身との実力に大きな差を感じるようになっていきます。
それでも、やっているうちにどうにかなるだろうと練習を続けたものの、やはりどうにもならなかったそうです。
すると、自身でも、たけしさんとの実力の差を痛いほど分かっていたカーキーさんは、やがて、心の病となり入院。コンビは自然消滅してしまったのでした。
そして、その後、いつ頃かは不明ですが、カーキーさんは、建物の2階から飛び降りたそうで、一命は取り留めたものの、お見舞いに来たけしさんに、芸人になる夢を諦めたことを告げたのだそうです。
(たけしさんが、1986年にリリースした楽曲「浅草キッド」の「夢はすてたと言わないで」という歌詞は、カーキーさんのことを歌っているそうです)
〜歌詞〜
おまえと会った 仲見世の
煮込みしかないくじら屋で
夢を語った チューハイの
泡にはじけた 約束は
灯の消えた 浅草の
コタツ1つのアパートで
同じ背広を 初めて買って
同じ形の ちょうたい作り
同じ靴まで 買う金は無く
いつも 笑いのネタにした
Comment
2commnets
- こうじ
- 🏴☠️☠️mar☠️🏴☠️✨🎙️🐢✨地元浅草の街、育ったところ、鯨屋さんも馴染み、歌の歌詞も意味も愛してます😌 素敵な歌声ありがとうございました😭🙏