ラスト・アクトレス
🩸フェニエル・リリー(CV.にな) 🧬カガリ(CV.香流紫月)👠ティア・チャーム(CV.SHiNRi)🎆ロベリア・ノクターン(CV.ここあ)🐁アイビー・ヴァイン(CV.憂沢時雨)🐍グローリー・ヴァイン(CV.はいねこ)
ラスト・アクトレス
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突然集められた6人の少女達、
彼女らの運命はいかに……。
Don't miss it.
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【CHARACTER&CAST】
・🌕🩸フェニエル・リリィ(CV.にな)
( https://nana-music.com/users/7749623 )
・🌕🧬カガリ(CV.香流紫月)
( https://nana-music.com/users/4498153 )
・🌕👠ティア・チャーム(CV.SHiNRi)
( https://nana-music.com/users/7033955 )
・🌕🎆ロベリア・ノクターン(CV.ここあ)
( https://nana-music.com/users/1310845 )
・🌕🐁アイビー・ヴァイン(CV.憂沢時雨)
( https://nana-music.com/users/5070399 )
・🌕🐍グローリー・ヴァイン(CV.はいねこ)
( https://nana-music.com/users/7300293 )
・⚖️全員
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【LYRICS】
🩸ほらねショウが今始まる
🎆見守っていてください
👠なんとしても演じきるわ
🧬この役の最期まで
🐁林檎のように赤い小川は
ある日床に滴ってしまう
🐍瞳孔は闇を映す 未来を失ったまま
🐁🐍(誰が 何のために? )
🎆やるかやられるか 紙一重ゲェム
🐁🐍(一体 何のために?)
🧬この舞台上で生きてく
🩸乾いたスポットライト
🐁🐍(牙を剥いてる)
👠冷えきったキョウキの声が
🐁🐍(うふふふふふ…)
⚖️だって命賭けた方が美しくいられる
持っていけるというのなら
いいわ 奪ってごらん
🧬命尽きる瞬間の 輝きを焼き付けて
🩸私は見てるわ
⚖️照明落ちる最期まで
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【STORY】
〈Side🩸〉
「フェニエル、今回も首席だったんですって!?凄いじゃない」
リビングで母が嬉しそうにフェニエルのことを話す。
「私一人では当然成し得ることは出来ませんでした。
お父様とお母様のお力添えのおかげです」
そう言ってにこりと微笑む。
「こんな優秀な娘を持って私も鼻が高いよ。
これからも精進するんだぞ」
「はい、それでは私は明日の予習をするので部屋に戻ります」
フェニエルは、表面上は絵に書いたような優等生を演じながら、密かな計画に思索を巡らせている。
予習はもう既に終わらせていて、その計画をいつ実行に移すのが適当なのか頭の中で綿密にシミュレーションを重ねていた。
そして、その途中で彼女は眠りに落ち、意識は途切れたのだった。
〈Side🧬🎆〉
「起動……」
研究者は、実験台の椅子に座っている少女に向かって
静かに呼びかける。
少女は呼び掛けに応じ、ゆっくりと瞼を開ける。
「君に私が見えているか?私が誰だかわかるか?」
研究者は少女に問いかける。
すると少女は、ゆっくり「ママ……」と呟いた。
「まぁ、私が君を作り出したんだから間違ってはいないか。
君の名前は……そうだな……」
研究者は少し考えこみ、辺りに目をやる。
少女の近くにはルリミゾカグシの花が咲いていた。
そして、その花の別名を思い出す。
「君の名前はロベリアだ。それじゃあ私は研究に戻る」
そう言うと、研究者は部屋から立ち去ってしまった。
「ママ……どうして……」
ロベリアは、座っていた椅子の近くに
毛布が落ちていることに気づく。
そして椅子に戻り毛布に包まる。
「ふわふわ……あったかい……」
その温もりを心地よく感じた少女は、
いつのまにか微睡みの中へと誘われていった。
〈Side👠〉
「マスクから酸素が出ています。
なので、ゆっくり深呼吸してください」
ティアは患者に優しく話しかけ、
慣れた手つきで酸素マスクをつける。
「では、麻酔入れていきますね。だんだんねむくなります」
「睫毛反射消失、執刀してください」
「自発呼吸停止、挿管します」
喉頭鏡を患者の口の中に挿入する。
この時切歯に接触しないように、
喉頭の構造物に過度の圧力をかけないように細心の注意を図る。
「先生、声帯見えますか?」
「もう少し…………見えました。チューブください」
助手から手渡されたチューブを口に入れる。
「スタイレットを抜いて、カフにエアー10cc注入してください」
「大丈夫です、きちんと入っています」
この回の手術は順調に進み事なきを得た。
次の回まで時間があったため、
休憩室のソファに座り机に突っ伏した。
そして、少しだけ仮眠をとったのだった。
〈Side🐁🐍〉
「あたし、今日このパジャマで寝よっかなー」
アイビーはお気に入りのパジャマを
嬉しそうにグローリーに見せる。
「僕もおんなじのがいいー!!
マーマー、アイビーとおんなじの着ーたーいー!」
「今グローリーの同じパジャマお洗濯してるから、
違うのじゃダメなの?」
「アイビーと一緒のじゃなきゃやーだー!!」
そう言って、グローリーは地団駄を踏み泣き始める。
「ママの意地悪!もう嫌い!」
「ねぇ、アイビーそのパジャマ明日着てくれない?」
母親は困った顔をして、アイビーに提案する。
「仕方ないなぁ……」
アイビーはグローリーと同じパジャマを引き出しから見つける。
「ねぇねぇ、グローリー。今日一緒の着よっか」
「……アイビーと……一緒!うん!」
さっきまで駄々をこねていたとは思えないほど、
けろっとした表情をしている。
「じゃあ今日は一緒のお布団で寝よう!!」
アイビーがグローリーに嬉しそうに話す。
「ちょっと、2人で一緒に寝るなんて窮屈じゃない」
「いいの!僕らがそうしたいんだから!」
そう言うと2人は仲良く手を繋いで部屋へ行き、布団に潜った。そしてヒソヒソと内緒話をしているうちに、
気づけばグローリーはスヤスヤと
心地よさそうな寝顔を浮かべていた。
寝顔を見て安堵し自分も眠ろうとした時、
父と母の会話をぼんやりと耳にした。
「ねぇ、あなた。私は2人が心配だわ」
アイビーは話の内容が気になり聞いていたかったが、
眠気には逆らうことはできなかった。
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#花燭のアリア #フェニエル #カガリ #ティア #ロベリア #アイビー #グローリー
【PLAYLIST】
・ソロ曲
( https://nana-music.com/playlists/3830723 )
・全体曲
( https://nana-music.com/playlists/3833059 )
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