終電逃したフリをした
あれ、私、何してんだっけ
もういっか
薄暗い路地裏の影
肩がはだけた私の頬は赤
月明かりなぞる手中に
いつもなら絶対ついてかないよ
雑に飲み干した缶チューハイ
酔ってるね迷ってるね重なる手のひら
慣れた手つきでほどかれて
いかにもな言葉で唇を奪った
ねぇ 話の続きは誰にも言わないでよ
はぐらかさないで悪い人でもね惹かれちゃうの
違うよ、好きになっちゃダメだって分かってるけど
もう誰も止められない
私だけ見つめてよ 今だけ
いつかはずっとだよ
勝手に好きになっただけだって気づいてるけど
ただ君を求めてる
見え透いた嘘だっていいから
一言囁いて あぁ
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