【蒲鼓の普遍的日常】(アシタカせっ記)
もののけ姫
【蒲鼓の普遍的日常】(アシタカせっ記)
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九十九屋敷の時間が動き出してから、屋敷内はどうも騒がしい。
銀月くんが嘘をついただの、みいろさんの存在が希薄になっただの、シュシュくんが屋敷を旅立っただの、上に下にの大騒ぎだ。
「まぁ、自分には関係ありませんけど…」
1人呟き、欠伸をひとつ。
防音が施された自室は、とても静かだ。
椅子に座り、机に向かう。
そんな一時の動作が自分は好きだ。
絵に向き合う、神聖な儀式のように感じる。
「さぁて…」
自身の本体であるガラスペンをとる。
ぼやけた視界が澄み渡り、口元が自然と弧を描く。
「自分に魅せて下さいよ。
想いの輝きを…自分はそれを描く為に、ここへ来たのですから。」
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『ガラスペン』のつくも神
【蒲鼓(ホツヅミ)】
担当絵師 せりろ様
https://twitter.com/Serrrrrrrrrrri?t=eBk6mSuLPPv5uVsS0VISjQ&s=09
絵を描く事に固執するつくも神
つくも神達の想いの輝き、願いを叶えようと足掻く姿に魅せられた少年のような中性つくも神
絵を描く以外に興味はなく、描いていない時は常に眠たそうにしている
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