声劇 窓際の白うさぎ
台本:あいざわ 読み手:不等号
声劇 窓際の白うさぎ
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この世界観、めちゃくちゃ好きです、、、
(※窓ノック→窓を開ける音)
(※無音)
失礼、迎えに来たよ。
(※曲入り)
綺麗な満月の夜に
美しい姫を盗みに参上しました....なんて。
ほら、ヒーローとかって遅れてくるもんでしょ?
ふふっ、可愛い顔するね。見とれちゃった?
僕は白うさぎ。
君をここへ連れてきたあいつの双子。
どうぞお見知り置きを。
こんなとこに閉じ込められて....
まったく酷いことするな、奴らは。
安心して、僕がここから連れ出してあげる。
おっと.....
あまり流暢に喋ってる時間はないみたいだ。
懐中時計は時の流れを止めてくれない。
大丈夫、多少遅れても問題ないさ。
ほら、あの月が上にのぼるまで。
それがタイムリミットだ。
それまでは夜闇が僕らを隠してくれる。
僕と遠くまで逃げよう。
その前に。
君に少しだけ、魔法をかけてあげる。
受け止めるから、
その窓から飛びこんでおいで。
怖くないようにほら早く、手をとって。
僕を信じて、さあ。
堕ちておいで___
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