スピカテリブル
南ことり
スピカテリブル
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瞬く乙女の星が、淡く輝く。
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🌹「ココ、どうしたの?…ぼんやりしてるなんてココらしくないのだわ。」
満月を薔薇の宮から眺める2人
鞠依はぼんやりと月を眺めるココを不思議そうに見つめる。
🥀「………こうやってマリィと薔薇の少女として宮に入る前のことを思い出していたのだわ。」
🌹「あら、懐かしいのだわ。」
🥀「ふふ…久しぶりに昔話でも如何かしら?………もちろん、これから先の未来の話も。」
🌹「……ココ…!」
-宮内に月明かりが漏れる中、2人の夜は静かに更けていった-
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🥀風がさらう落ち葉を 見守る夜の光
あなたはいま頃どこにいるの
🌹友達ならいいけど 恋人ならいやなの
迷いの振り子がとまらない
🥀「好きです」の言葉
🌹瞳を濡らして
💫流れたのは秘密
💫私の今…未来…あなたにある
願いがはじける
🌹言えないよけど🥀消せないから
💫扉を叩いて
💫開けて欲しいの…でも…こわいのです
🌹ひらくのがこわい
💫まだ見ぬ夢が醒めぬようにと怯えてる
🥀星のテリブル
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