【2人声劇】僾の花束
◆: ◇: 台本:咲音 BGM:みわたか様
【2人声劇】僾の花束
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申し訳ありませんがキャプションの貼り付けはご遠慮ください
ましゅんのリクエスト企画(?)に便乗したもの。
自作の小説から引っ張ってきたものです。
ファンタジー要素はあまりないかも。
性別逆転・セリフアレンジ/カット可
(一応、アスタが女の子でロータスが男の子です)
以下台本
◆:ロータス
◇:アスタ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
◆「ねぇ、アスタ」
◇「なぁに?」
◆「君は幸せになる資格があるんだよ」
◇「またその話?私はロータスと一緒に居られるだけで幸せなの。」
◆僕は君を幸せにはできない。
◆「…そっか」
◆君に謝らなくちゃいけないんだ。もう時間がない。
◇「ロータス?」
◆「アスタ、いつもありがとう」
◇「どうしたの、急に笑」
◆「…なんでもない笑」
◆君を残していく僕をどうか許して
◇「ん〜〜おはよ…あれ?」
◇「………ロータス?」
◇ある日、彼は私の前から忽然と姿を消した。それから何日経っても彼が戻ってくることはなかった。
◇彼が私の世界から消えても、歯車は止まらない。
◇「貴方のいない日常はまるで、世界に色が無くなったのと同じね」
◇「どうして私を置いていったの、」
◇日課だった読書も、彼が消えてからはする気になれなかった。
◇そろそろ前に進まないと。
◇「…?」
◇手に取った本に手紙が挟まっていた。
◆アスタへ。突然いなくなって申し訳ない。許してくれとは言わない。いくらでも僕を恨んでくれて構わない。今の君には僕はもう必要ないと思ったんだ。
◇「ロータス…」
◆僕は君を愛してるよ。来世でまた会おう。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
禁忌を犯したことで、記憶を残したまま同じ生を繰り返す呪いがかけられたロータスと、彼の1番最初の恋人だったアスタ。ロータスは記憶の引き継がれないアスタに、何周目の生でも告白をする。何周目かでアスタに対する愛が薄れていくのを自覚し、「自分ではアスタを幸せにできない」と悟ったロータスは不意にアスタの前から姿を消した。
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1commnets
- ましゅまろん🕊🐻❄️( ˙꒳˙ ) 𓏸𓈒𓂃リクエスト応えてくれてありがとう!!!! お借りします(した?w)*_ _)