【1人声劇台本】狭間の一幕
読み手: /BGM:rito様
【1人声劇台本】狭間の一幕
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91作目です。初めて台本を書いてみました。
こんな雰囲気の台詞が聴いてみたいと思ったので……
良かったら読んでくださると嬉しいです。
⚠️説明書き
○使用の際はBGM制作者様に拍手とコメントお願い致します。
○性別は決めてません。お好きにどうぞ。
○nana以外でのご利用はご遠慮ください。
○雰囲気を壊さない程度のアレンジ可です。
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おや、お客さんか。
ちょっと待ってね、今台帳を出すから……
さて、改めていらっしゃい。君の望みはなんだい?
待ち人、伝言、エトセトラ。叶えられる限りの手は尽くそう……
うん?「分からない」と。これは、困ったねぇ。
此処は彼岸と此岸の狭間。
此岸に強い執着を持つものが辿り着く場所。
俗に言う「何でも屋」さ。
待ち人とあらばその方が来るまで泊まる宿を貸し、伝言とあらば文を忍ばせ、遣り残しを精算するのだけど……
望みも何も分からないときたらどうしようもない。
とはいえこのまま手を離すわけにはいかない。
霊として此岸に居憑いてしまうと困るからね。
さて、どうしたものか。
考えても仕方ないか。分からないものは分からない。
兎に角時間は腐るほどある訳だ。
存分に長居するがいいさ。君の望みを、思い出す迄。
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一応の設定
○何でも屋の主人
→死者の遣り残しを解決することで此岸に霊として居憑いちゃうやつを減らす役割を担っている。此岸と彼岸を行き来できるすごいやつだが存外適当。人手が足りないのであわよくば記憶喪失さんに仕事を手伝ってもらいたい……とか考えてないよ本当だよ。
○間を持ってゆったり読むとちょうど良い感じになると思います。
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Comment
4commnets
- 🐩わんわ🐕お借りしました。ありがとうございます
- ひきつぼしお借りしました!
- 桃園緤お借り致しました
- こう。お借りしました