(台本)アンデルツェ
わたし( ) 楽曲/くまどり・歌/帰朝繹
(台本)アンデルツェ
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くまどりさん制作、
たずさん歌唱の
アンデルツェ/オワタP(巡音ルカ)
をお借りしました!
不思議な楽曲だなと思い、とても興味を惹かれました。
楽曲の雰囲気と、歌詞の孤独な少女というイメージから本を書いてみました。
以下こういう風に撮ったらかっこいいんじゃないか?
と思った部分(勝手に思っただけなので特に気にしなくて良いです)
わたしは独りなの
↓
さびしいなんてだれがいったのかしら。
は、タイミング的に重なる想定
ラストの
それはきっと永遠、そんな幸せな世界。
↓
レモンはきらい
ー------------------------
セイロンのファーストフラッシュ
わたしの世界はそこから始まる、もちろんディンブラ。
水色(すいしょく)の湖面にミルクがとける。
ぐるぐるまわって
やがてなんにも見えなくなる。
窓の外にはたくさんの人。
ぞろぞろぞろぞろアリみたい。
誰かとつながってるような顔して歩いてる。
ミルクは好き
とけあう姿がきれいだから
お砂糖は好き
混ざりあうと幸せの味になるから
カトラリーは好き
わたしの世界がはなやぐから
レモンはきらい
だって・・・苦いから
群(ぐん) なんてはじめからなかったんだ。
単(たん) がたくさんあるだけ。
そうじゃないといけない。
だってそうでしょう?
そうでないのなら、どうして、
わたしは独りなの
さびしいなんてだれがいったのかしら。
わたしはへいきなのに。
だってそうでしょう?
最後の晩餐を見て12使徒でないことをなげくかしら。
絵の中の世界なんてわたしにはどうだっていいのに。
裏切りものに気づかずになかよしごっこしてればいいわ。
わたしの世界は絵の外にある。
こんなにも甘くてきれいな世界。
わたしはこの場所で幸せに暮らすの。
誰にも邪魔されずに幸せに暮らすの。
それはきっと永遠、そんな幸せな世界。
レモンはきらい
苦くなるから
わたしの世界は甘いだけでいい
だから
だれも入ってこないで
Comment
1commnets
- 帰朝 繹こちらの台本をお借りしました。 言葉の雰囲気や世界観に惹き込まれました。 なんだか少し恥ずかしい気もしましたがとても新鮮で楽しかったです。 素敵な台本をありがとうございました。