朗読「　碧の洞窟　」

貴方の名前

┈ ┈┈┈┈┈┈┈ ☽ 五月、海月が枯れた。 儚い冒頭。 水分量は95 % 「 脳は無いんだって 」 「 どうやって生きてるんだろうね 」 爪の先が、カツリと当たる 青暗い空間 レースの舞う硝子に ぽわぽわと 照明は彩を放つ 500円の海 メトロソーダ線 あぶくを覗く、 花光に濡れた横顔が 見て、と笑う きらきら ぼんやりと　明暗だけが映る ここにあって当然のようでも きっと違う 泣き止まない肌を伝うまま 「 ＿＿＿＿＿､＿＿ 」 透明な言葉に 顔を顰めて 声を呑んだ。 ┈ ┈┈┈┈┈┈┈ ☽ 花の列車 p94 ｶｺｳ 花光 ・・花の散る様子に似た光 . お借りしたbgm 『魚たちの夢』 https://youtu.be/rZFf6Hm4wi0 #月色がらす #朗読台本 #朗読 #声劇 #台本 #声劇台本 #ピアノ #一人声劇 #一人台本