燈馬 ソロストーリー
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燈馬 ソロストーリー
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陰湿…それ俺の為にある言葉だと思う……。
ジメジメとした空間にたった1人、俺だけが立っている…そう思っていた…。
あの時までは。
高校に入ってすぐ赤い瞳が怖いからといじめられて、次の日からひとりぼっちになった……。
時間が経てば学校に行くのも面倒になり毎日ゲーム…。
俺は逃げて…逃げて…誰もいない闇の中に溶けていくようにゲームにのめり込んでいった。
ゲームの中でなら俺が作ったキャラクターが赤い瞳をしていても…誰も怖がらない…むしろかっこいいと褒めてくれる…。
もう誰にも何も言われず…この空間にいたい……。
でも、ゲームの途中で流れる広告でアイドルオーディションが開催されるという映像を見た……。
アイドル……あんなに眩しいものに俺がなれるわけがない…。
「本当の自分を見つけたい人、変わりたい人、募集」
俺は……変わりたい……少しでも俺を見て貰えるような歌と踊りを……
気が付いた時にはそのオーディションに応募していた……。
そして奇跡的にメンバーに選ばれてからこの目も受け入れて貰えるようになっていった…。
まだ、学校には行けてないけど……。
それでも俺は駆と悠と尚と1歩ずつ前に進めて行けてるの…かな…。
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解釈を書こうと思ったのですがほとんど自分で言っちゃってます((
前半は弱々しい感じで 後半部分もまだ完全に自信を取り戻したという訳では無いので弱々しいながらもその中にある闘志が垣間見える貴重な瞬間です。
アイドル業が忙しいのもあって中々学校には行けていませんが少しずつ前に進んでいるイメージです。
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