第28話「私たちは立ち止まらない!」/セツナトリップ(Last Note.)
プリンセス・アテナ
第28話「私たちは立ち止まらない!」/セツナトリップ(Last Note.)
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第28話「私たちは立ち止まらない!」
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今回もこっそり城を抜け出そうと考えていたアテナだったが、各地でライブステージを行うとなればどうせ居場所がばれてしまうこと、万が一ドゥノス要塞まで追手の兵が来てしまえばヴェルダンディに会えなくなる可能性を考え、嫌々ながら父である国王に城を出ることを伝えることとなった。
もちろん国王は烈火のごとく怒ったが、負けないくらいの剣幕でアテナも言い返し、国王が「もう知らん!!」と試合放棄するかたちで対話は終結した。
翌日、ミナーヴァのメンバーを従えて堂々と城門を抜けたのは、アテナが変装したアイドルとしての姿━━━キューティーアリアだった。
👑「ふふん、お父様も大したことないわね!この私のミナーヴァにかける情熱には誰も敵わないってことなのかしら!」
意気揚々と歩くアテナ(姿はアリアだが)の後ろから、その後アテナの代わりに国王からこっぴどく叱られたであろうセレネが疲弊した顔でついていく。
🔮「姫様、ライブ……はもちろん楽しみですけれど、ヴェルダンディはどういうつもりでわたしたちを呼び出したのかしら」
💰「最初はアイドルのライバル出現……と思ったけど、どうやらそう単純な話じゃなさそうだしなぁ」
先日の報告会の内容を思い出し、ミナーヴァの面々はそれぞれにうーんと考えるような表情を見せる。
✝️「お城での変な気配、モンスター騒ぎ……もしかしたら、どっちにもヴェルダンディやNORNが関わってるかもしれない、ってことだよね」
👘「だとしたら、誘いに乗って出向いてしまうのは危険ではありませんこと?」
⛪「そうなの!?あたし、みんながあぶない目にあうのはやだなぁ!」
👑「もう、みんな心配しすぎなのよ!
いーい?確かに相手の目的もわからない、何が起きるのか、裏に何があるのか私たちには何も分からないわ。
でも、ううん、だからこそ、私たちは行かなきゃいけないの!だって行ってみなきゃ分からないんだもの!
それに、もし本当にこのモンスター騒ぎにNORNが……ヴェルダンディが関わっているなら、私は絶対に止めなきゃいけない。
だってグランツ王国は私の国なんだもの!国に住む人民を守るのは、王家の者として当然のことだわ!」
🗡「姫様……」
なんだかんだ言いながら、セレネはアテナのこういうところが好きなのだ。
💰「そうだよな……!悩んで立ち止まってても仕方ないもんな!」
🔮「ええ、わたしたちにしか出来ないことがあるなら、やるべきだわ。もしかしたら危険な目に遭うかもしれない、けれど……」
👑「だーいじょうぶ!何とかなるわよ!
いいえ、何とかして見せるわ……この私が!」
アテナの力強い意思に後押しされて、一行は南へと向かう。
最初の目的地は、首都グラド南方の大きな街道で繋がった姉妹都市、サウスグラドだ。
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Lyric
👑1、2、準備 おっけー?
💰3、4で蹴っ飛ばして
🔮全部さ、
フイにしちゃったっていいじゃん?
🔮💰どうせ何が変わるわけじゃあるまいし
👑💰邁進!発射オーライ、未来!
❤Yeah!
🔮ステップあやふや どうしてルルリララ
👑迷っていたってさ、しょーがないじゃん?
💰やめて あえて 攻めて 確かめて
👑🔮酩酊まるで足りないや
👑弾け出すフレーズ解き放って
🔮ほらほら楽しいこと
💰したもん勝ち!
❤探しにいくんだ セツナトリップ
💰飛べないわけない
🔮まだ内緒のハートに Dive!
👑脇目も振らず 出たとこ勝負!
❤手痛い 停滞 撤退はしない
❤生き急げ 全開少女
🔮寝ても 👑覚めても 💰その刹那
❤飼い馴らせ
💰そろそろどうも 🔮限界症状
👑即効性の Trip に夢中
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【ヴォーカル】
👑プリンセス・アテナ
てち
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🔮ネミッサ・エステレラ
憂沢時雨
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💰エオス・ラードゥガ
ぴぃた±
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【伴奏】
さばと様
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【テキスト】
あきなと。
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