深夜の料理に
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深夜の料理に
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🥀×🐺
東宮「……霜月さん」
霜月「あれ、ごめんね、起こしちゃった?」
東宮「いえ、元々起きてたので」
霜月「そう。今ちょうど、食用花を使った新しい料理を試作してたところでね。まだ起きてるなら、味見してかない?」
東宮「あ、いえ、お料理が嫌いなわけじゃないんですけど、今は、」
霜月「もう寝る?」
東宮「ねる、わけでもないんですが、」
霜月「『これ』じゃない?」
東宮「…………え?」
霜月「あげるよ?ちょうどナイフもあるし。ああ、それとも、直接が良いのかな?ごめんね、こういったことは初めてだから……
東宮さんの好きな方を選んで」
東宮「っ…………!!ぁ、わたし、は、」
霜月「あっはは!冗談だよ」
東宮「っは、じょう、だん……」
霜月「うん、冗談。ごめんね?想像以上に困らせちゃったみたいで」
東宮「!いえ!いえ、大丈夫。です……」
霜月「そろそろ寝よっか。おやすみ」
東宮「お、おやすみ、なさい。………………ふぅ。怖かった……。あれ、このお料理に入ってるお花って、もしかして
薔薇の花……」
Comment
1commnets
- みんてぃあすごく良い、、、。。。。。。。。。。。