KAMAKURA
古川本舗
KAMAKURA
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叶えた夢は、葦とガラスの基地
満たされぬほど、増える!
鬼さんこちら、手のなる方へ
踵ならせば消える 消える
触れた指先も もつれた素足も
このままとけて しまわないかなぁ。
夜が明けたよ お別れの日だよ
あぁ。まだなのに
「いいね、これでさよならでも。」
「いいえ、それでは、きっと
思い出すことさえできず
無くしてしまいそう。」
このまま夜とはぐれた
肩を抱いて、響かせ、想いを告げては
そっと瞳を閉じて
明日のことなど、忘れてしまう。
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