【朗読】caution(オリジナル)
BGM:haruki 詩:K 朗読:K
【朗読】caution(オリジナル)
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harukiさんの素敵な伴奏をお借りして、オリジナルの詩を読んでみました。
内容暗くて申し訳ないです…。
一応以下内容です。
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アナタの前にいるワタシは笑っていますか?
他人-ヒト-と話す時
欠片も笑顔を出さなかった過去
冷たいねって
もう少し警戒心を解けと言われてた
他人-ヒト-と話す時
笑顔を作れるようになった現在(いま)
優しいねって
もう少し警戒心を持てと言われてる
警戒心を解いた事なんて、ただの一度もないのにね
誰かが言った
殻を破れと
壁を壊せと
何度もハンマーで叩くけど
ヒビが全く入らないと
それはそうでしょ
硬いだけの壁は脆い事を知っているから
柔軟性のある膜で壁を覆ったのだもの
叩かれても
殴られても
切りつけられても
壊されないように
壊れないように
年々厚くなったその膜を、壁を
壊すなんて
開けるなんて不可能
だって私も術を知らないもの
私自身ですらワタシの警戒対象だから
だから私は笑っている筈だけど
頭の片隅でいつも冷めた声がする
“アンタはどうしようもない嘘吐きね”
そんなの、私が一番よく分かってる
…ねぇ、
アナタの前にいるワタシは笑っていますか?
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