32話
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皐葵「氷利さん……!?」
氷利「ここにいる俺の仲間は、誰一人として死なせない。
俺1人であいつらを倒す。無事な者は2人を守ってくれ。」
皐葵「そんな、……わかりました。騎士団長に従います。」
焦「……来る。構えて。」
柘榴「避けたついでにあの弱ってる2人を攻撃すれば……」
焦「はい。頼みました。」
氷利「『荒天・氷弾ノ雨』」
柘榴「……来た、避けろ!」
氷利「避けれると思うなよ
……この魔法は追撃魔法だ。当たるまで氷塊が追い回す。」
焦「っ!……でもこの程度……」
氷利「この程度?ならこれはどうだ?『荒天・氷柱堕双』」
柘榴「氷柱が!?っ!ふ、防ぎきれなかった……なんて硬さなんだ……」
焦「大丈夫か?
……あいつは強い魔法を連続で打ったから体力も疲弊しているはず。弱っているところを打てばすぐに戦闘不能になるはずだ。」
氷利「……これでとどめだ。この剣で終わらせる。」
柘榴「避け続けて弱るのを待つってことだな?
よし、わかった!」
氷利「『秘剣・渙然氷釈』」
焦「!あ、足元が凍って……」
柘榴「おいおい嘘だろ!?」
氷利「お前らが正義の元戦ったのなら、俺も正義の元戦ってやる。喰らえ!」
焦「っ!……ま、魔王様……」
柘榴「くそっ……な、なんて言えば……」
氷利「……よし。
!そっちは大丈夫か!?」
皐葵「そ、それなんですが……」
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