27話
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明楽「おれの爆弾、すごいでしょう?
もっともーっとすごいのもあるんですよ!」
夏貴「魔法があまりにも危険すぎる……
迂闊に近寄れないのが問題だな……」
氷利「……皐葵、狙撃頼めるか?」
皐葵「もちろんですわ!『鋭矢・弾弓ノ檻』!」
明楽「こんなのすぐに爆破できますよ!『破弾・放逐ノ道』!」
幸雨「すぐに破壊されてしまう……。
俺の考えだと、彼は強い魔力の攻撃1発で何とかしないといけないと思うんです。近づいても爆破されますし、動きを封じても爆破されてしまう……」
夏貴「それほぼチートじゃないですか!」
氷利「氷漬けにしたら全ての動きが止まるはず……。
その隙に誰かが攻撃をすれば……。」
皐葵「なるほど……!それだと隙を見せず攻撃ができますね!」
幸雨「いいと思います。やってみましょう。」
氷利「……ああ。『氷華・零度ノ剣舞』」
明楽「あ!ま、間に合わ……」
夏貴「よし、凍った!『壮攻・神波ノ題目』!」
明楽「いったた……。
へ〜……すごいですね!でもこれで倒したって思わないでくださいよ!おれはまだまだ元気ですから!!」
氷利「!来るぞ!伏せろ!」
明楽「伏せても無駄だよ!これはすっごい威力なんだから!そーれっ!」
霧羽「……あの爆弾を尻尾ではらい落として。」
明楽「うぇ!?どうして霧羽くんが!?」
皐葵「あの竜の子……?どうして……?」
霧羽「オ、オレは気づくのが遅かった。
魔王のやってることが、間違いだって。」
夏貴「心を……入れ替えた……?」
霧羽「だから……、オ、オレはオマエを倒す……!オマエの戦い方はこの目で何回も見てきたんだ……!」
りるむ「そうですよ!もうこの子は私達の味方です!」
涙梛「仲間が増えたのじゃ!」
心陽「ええ、一緒に戦いたいと言っていました。」
氷利「なるほどな……
……よし、全員いくぞ!一気に片付けるんだ!」
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