【未完】メランコリック
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【未完】メランコリック
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小学生の時、サンタさんに3DSのリズムゲーム「初音ミク Project mirai2」をもらって、その収録曲としてメランコリックを知りました。
黄色い短髪に白いリボンの女の子が歌う、等身大の女の子の恋する気持ちを歌った曲。
「明日もおんなじ 私がいるのかな」
仲のいい大好きな人に対して素直に気持ちを言うどころか暴言もどきを吐いてしまうような生意気クソガキだった当時の私に、この歌詞がかなり刺さりました。
それからというもの暇さえあればボカロ曲を歌っていました。
塾のトイレで隠れて友達と好きな曲を教えあったり、ファミマでボカロフェアにも行きました。メランコリックの炭酸飲料おいしかったな。
それから2年後、リア友にnanaというものを教えてもらってその日のうちに自室でボソボソと歌った、私の初投稿の曲がメランコリックでした。
どう歌えばこの曲が映えるかなんて1ミリも考えずに歌った、ノイズだらけで音質最悪なサウンド。
でも私がこうして色んな人と楽しく歌うことができるようになったきっかけ?となった大切なサウンドです。
…とは言いつつも黒歴史にされかけていたそのサウンドですが、この曲を歌わせていただくことが決まってから何回も当時のものを聴き直しました。
その度にマイクを吹く音とリップノイズに苦笑しつつ「こいつまじずっとボカロ歌うの好きだな。よく飽きないな。」なんてことを思ってました。飽きるわけねぇんだよな
思い返してみればあれから数年間、布団の中でもお風呂の中でも、学校でも家でも何かの帰り道でも、恋をした時も線路に飛び込もうとした時さえも、ずっと私はあの子達に惹かれていたなと。
私の日々の生活のどこかに必ずあの子達はいて、どんな気持ちの時も必ずあの子達の歌が寄り添っていてくれていました。…まぁ実際はきっと私が勝手にそう思っているだけなのかもしれないんですけど、本当にそう信じてしまうくらいにずっとずっと大好きで。
そしてそれはこれからもずっと変わらないのだと思います。
あれから変わらず歌は下手くそだけど、少しも大人になれていないけれど、そんな私とこの数年間一緒にいてくれたあの子達へのたくさんの愛と感謝を込めて歌いました。
リンちゃんをはじめVOCALOIDのみんな、いつも本当にありがとう。
これからもどうかそばにいさせてね。大好き!
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全然つかめないきみのこと
全然しらないうちに
ココロ奪われるなんてこと
あるはずないでしょ
明日も おんなじ わたしが いるのかな
無愛想で無口なままの カワいくないヤツ
あの夢にきみが出てきたときから
素直じゃないの だって
全然つかめないきみのこと
全然しらないうちに
こころ奪おうとしてたのは
わたしのほうだもん×××
そういう時期なの
おぼれたいのいとしの
メランコリー
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