声劇台本【カカシの船長と招かれざる客】

スケアクロウ「」　メーア「」

声劇台本となっております。 アドリブや性別などは自由にしていただいて構いませんが、世界観を崩すようなものはご遠慮下さいますようお願いいたします。 キャプテン・スケアクロウ 船の船長であり動いて喋るカカシ、それ以上でもそれ以下でもない。 目の墨が濃ければ濃いほど視力が上がる。 野鳥撃退に一役買っているが、野鳥にはいつも馬鹿にされている。 メーア 船の副船長。 スケアクロウとは幼少期からの仲で、ほぼほぼ彼に育てられている。 スケアクロウと一緒に海へ飛び出しいつの間にか海賊の真似事で生計を立てるように。 スケアクロウに害をなす者には容赦しない。 お嬢さん 何処かの街のお嬢さんだったが奴隷商に売られてしまい、命からがら逃げ出した。 そのまま何も考えず目についたスケアクロウ達の船に隠れていたら、そのまま出航されてしまった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー スケアクロウ「おや、こんにちはお嬢さん、僕はキャプテン・スケアクロウ。見ての通りカカシの船長さ」 スケアクロウ「それで君、どこから——ん？……っははは！今や人間が海を渡り空を飛ぶ時代だ、多少動いて喋るカカシが居たって何もおかしくないよ。それより——」 メーア「ちょっと船長ー、何やってるんですか？船長が居ないせいで野鳥が集まって来てるじゃないですか。ほら、早く持ち場についてください！」 スケアクロウ「なにぃ！？またあいつら……！僕の目の墨が黒い内は、野鳥なんかに船を荒らさせないぞー！！」 メーア「後で新しい墨入れてあげますねー！……さて、ごめんごめん。なんかうちの船長、自分のことを普通のカカシだと思っているらしくてさ……驚いたでしょ？」 メーア「私達としては航海がしづらくなるから、あんまりあの不思議生物の事を広めてほしくないんだよね……というわけで、君には二つの選択肢を与えよう」 メーア「一つは情報保護の為、ここでサクッと海の藻屑になってもらうこと。この時期の海は冷えますぜ〜？んで、もう一つは——」 スケアクロウ「こぉら野鳥共！！恐ろしいカカシ様が来たぞー！さぁ道を——あぁちょっと！？フンを落とすなフンをっ！！」 メーア「……あの素敵な船長の下で一緒に旅をすること。私としては、こっちをオススメしたいかな？」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お借りしたBGM.SE 【DOVA-SYNDROME】様より 陽気な観光地　　　Make a field Music #声劇　#掛け合い　#台本　#猫木の台本