予兆
片平里菜
予兆
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何も出来ない 嘆いたのは
瞼の裏に あの惨劇が
押し寄せる波 逃れる街
何が出来ると問いかけた
嵐が去るのを待って
争いが終わるのを願った
ただこんな夜には
あなたが無事でいてくれたなら
これ以上 何も望まない
これ以上
これ以上
これ以上 もう
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