【2人声劇】僕のほんと、君のほんと。【掛け合い】
☆僕:コラボ者様×★君:コラボ者様
【2人声劇】僕のほんと、君のほんと。【掛け合い】
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___真実とは、何か。
✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧
☆僕
★君
✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧
【台本】
☆ニーチェは言った、『真実の追求は、誰かが以前に信じていた全ての“真実”の疑いから始まる。』と__。
★「本当に。
君は、私のことが好きだよねぇ。」
☆ 呆れ顔で言う君は、見せられている僕の面でさえも理解してくれない。
★「君の本は、読みたくないな。」
☆それなのに、他人(ヒト)を"わかった"気でいる。
★「どうせ、ロクなものも書けないだろう?」
☆「そうだね。」
☆ありのままの僕と創られた僕。
表と裏、0°と180°。
見せられ方が変わると、君は好いてくれたらしい。
★「この本、君も読みなよ。
…彼の本を見習った方がいいよ。」
☆「その本は
___"僕"が書いたものだよ。」
★罰が悪そうに彼は言った。
☆「驚かないの?
それとも、信じていない?」
★「……複数の筆名を持つのは、よくあることだろう?」
☆気に入らない。
その見透かしたような表情は、特に。
★「___君もまた、"疑えなかった"んだね?」
☆「君と一緒にしないで。
僕は"嘘"をついていない。」
★「あれは、照れ隠しさ。
君ほど素直な人は、そういないよ。」
☆僕が疑えなかったのは、
"君は僕に興味がない"という真実だよ。
★ 「ねぇ、知ってるかい___?
"薔薇のつぼみ1本と開花した薔薇2本"の花言葉」
☆違う。
___君は、理解していた。
☆「"あのことは当分の間秘密"」
【ここまで】
✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧
カルの台本47作品目です。
・こちらの台本は、使用してくださるだけで大変作者としては嬉しく思います。
・(台本を大幅に変更しない)アドリブ、性別変更のサウンド、お待ちしております。
・キャプションへの台本のコピーも構いません。
・借りる時は拍手とコメントを頂けると、サウンドを探すという手間が省けて助かります。⚠️BGMを提供してくださっている方の元には必ずお願いします⚠️
・"台本"については、nana以外でのご利用をしていただける場合は、その旨のコメントをして下さると嬉しいです。
・別サイトへの無断転載や、自作発言はおやめ下さい。あまりあなたの利にならないでしょう。
僕は君をとても好いていて、尊敬している。まるで口癖のように"好き"と言っている。
君は物腰が柔らかで、卓越した人だ。だから、君のようには素直になれないと言う。
結論がなく、御蔵になっていた台本です。
何か花言葉で完結させたいと思っていました。そして、"薔薇"について友人と考察する機会がありました。色だけでなく、本数、状態で意味が変わると聞きました。
花言葉に合わせて多少内容は変更しましたが、これはこれでよし\^^/
いつもと雰囲気の違う声劇になったような気も……❓❓
伴奏の題名の"アネモネ"もこじつけですが、少し近い気がしました。
君という作家に僕は恋をしている。
でも、君は全く僕に興味がない、振り向きもしない。
それどころか君は僕を視界にいれることを避け始めた。
__"はかない恋""見捨てられた""薄れゆく希望"
僕はそれを真実だと信じている。
ちなみに、花薔薇のつぼみ1本と開花した薔薇2本の花言葉は、 "あのことは当分の間秘密"です🙂
・演じる時・
一人称を変えない方がしっくりくると思います。(※あくまでカルの感想です。ちなみに君も僕も男の方をイメージしています。)変えて頂いても、もちろん構いません♡
【以下、キャラの心象】
✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧
― 僕 ―
"真実"を疑えなかったのは、僕の方だ。
「君の本は、読みたくないな。」と、君は言った。
筆名が変わった僕に気づいていたのか否かはわからない。しかし、(君が知ってる)"僕(の筆名)の本"を読みたくないというのは、照れ隠しであった……と。
「薔薇のつぼみ1本と開花した薔薇2本 」について、君は問うた。
その花言葉は、以前 僕が小説で書いたものだ。
つまり、筆名が変わらなくても僕の本を読んでくれていた。
"僕自身"が気づくまで秘密だった___
真実を疑うのが早かった。
浅はかな僕の考えも、見透かしていたということだ。
✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧
― 君 ―
君は"君"でしかなく、彼は"彼"である。
そのことについて、私は問わなかった。
"君"を見るのは、照れくさかった。
"彼"の部分は、君が言うまで"別人"としてみていた。
君は"私のことが好きだ"と堂々という。
……複雑な気持ちになる。
なぜなら、君は"好き"としか言わないからだ。
"何が"好きとか、"どこ"が好きかは全く言わない。
君の信じる"好き"ですらも疑った。
そんな君の本に"好き"が書かれているのではないか…とも思った。
だから、君の本を読んだ。
同じくらいの時に、友人にすすめられて有名な作者の本を読んだ。
___違和感を覚えてはいた。
君は「僕"は"嘘をついていない。」といった。
だが、私は"読みたくない"といっただけで、読まないとは言っていない。
……"あのことは当分の間秘密"……
君が筆名を隠したがっていたのと同じく、私も君の本を読んだことを隠したかった。
___"君が気づいてくれる"までは。
あの時は誤魔化せはしたが、私は理解していなかった。
でも___
私は君より上手(うわて)である。
この真実は疑わせたくない。
✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧ ✩°̥࿐୨୧
存在に気づいて。深くまで覗いて。
思い、謂い、懐い、想い、重い。
___僕のほんと、を見て。
そして、君から僕に問うて。___
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