【台本】愛してる筈だった
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【台本】愛してる筈だった
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「愛してる筈だった」
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君を愛してた。
君と居ると楽しかったし、君と居ると全て忘れられた。君が居なきゃ駄目だった。
なのに僕は、君を失っても何も感じなかったんだ。悲しみも、苦しみも、辛さも…涙さえもが流れようとしなかった。
僕は本当に君を愛していたのだろうか。そもそも愛とは何なのだろうか。
何も…何も分からない。
どうして…君が思い出せない。
その透き通る様な声も、雪の様に白い肌も、花が咲いた様な笑顔も愛してやまなかったのに。
あぁ、君を忘れていくのが怖い。
最初から君なんて居なかったのではないかと思えてきて恐ろしい。
君の命を奪った神が憎い。
君と離れる運命が憎い。
…でも一番は、君を忘れる僕が憎い。
なんで、どうして…
君を愛してる筈だったのに。
初めまして、睡魔と申します。
大切な人を失った青年がその存在を忘れていく中で愛とは何なのかが分からなくなってしまう…というよく分からない設定です。私自身もよく分からないので雰囲気でお楽しみ頂ければと思います。
ゆっくり目に読むと丁度良いかと思います。
コラボ頂く際はこの台本と、BGMとして使わせて頂いた素敵なサウンドに拍手頂ければ幸いでございます。
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