【専用台本】ショコラバロックの乙女たち
【(演じたチョコ)】女神【台本】浅漬とまと
【専用台本】ショコラバロックの乙女たち
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ミッション系女子高のバレンタインのワンシーン切り取りです。
『』のあとに、1名分「」を続けて読むような仕組みになっています。
(あげるチョコレート:渡す人→もらう人、()がついていない人が語り手となっています)
(わかりづらいですね!?すみません!!!)
お好きな方だけでも!!読んでいただけたら嬉しいです!!!!!!!!!!!!!!
※BGMがどうしても使いたいものが長さが半端で無理やりループして長くなってます…
※読みづらかったら、調整もしくは変更するので遠慮なくいってください!!!
『聖母が見守る高台の上、つつましやかに過ごす女子生徒たち。』
『これはそんな静粛なる学び舎で、甘い弾丸が巻き起こす愛の物語である。』
↓
<どなたか選んでいただいて!>
モカブレンド:(生徒→)先生
「あら、ごきげんよう。ふふ、どうしたの、私に?なにかしら。」
「モカブレンド…?ああ、チョコレートの香りのコーヒーなのね。とっても素敵。」
「でも、だめよ。授業に関係ないものを持ってきたら。」
「それに、生徒からもらう訳にいかないわ。」
「そうね、…今日くらいは、見逃してあげたいけれど。だめよ。」
「だから、これは没収。…ってことにしておくわ。」
「あら、そんな悲しい顔をしないで。……内緒よ?美味しくいただくわ。」
「…ふふ、ありがとう。」
トリュフ:後輩(→生徒会長)
「手作りなんて、困らせるかもって思ったんですけど…。」
「私…ずっと、先輩に憧れていました。先輩が、私なんかに特別な気持ちを持つはずないってわかってます。でも、…先輩がもうすぐ卒業だって思ったら、どうしても伝えたくて。」
「先輩のことが…好きです。」
「………そうですよね。謝らないでください。私こそ、呼び出して、変なこと言って、ごめんなさい。」
「あっ、これも持って帰りますね。……え?食べてくれるんですか?」
「あの、……先輩。私、きっといつか先輩が頼もしく思えるような後輩になります。」
「そしたら…もう一度、手作りのチョコを渡しにいっても、いいですか?」
チョコクッキー:同級生(→同級生)
「なんでさぁ、そんなこと聞くの?」
「…何を?じゃなくて。友チョコ?とか、義理でも嬉しいとか…。そういうの好きじゃない。」
「別に怒ってないよ!だって……義理とか本命とか、そんなのどうでもいいじゃん。あげたいからあげたんだよ。」
「…だから!手作りは初めてだし!…あんたにしか持ってきてないんだよ!……重かったらごめん。でも、そういうことだから。」
「わっ、なんで今!?目の前で食べるの!?っていうか、先生にばれたら…え?何笑って…は?おいしい…?」
「来年も…って、馬鹿!そんなの、作るに決まってるじゃん!」
フォンダンショコラ:先輩(→後輩)
「ごきげんよう。来てくれてありがとう。あなたに渡したいものがあって。」
「これ…ええ、チョコレートよ。フォンダンショコラ。」
「…あっ、待って!ここで開けないで頂戴。だめよ!」
「ああ、もう……だめって言ったじゃない。」
「……やっぱり不格好だったわね。ごめんなさい。料理は得意じゃないのよ。」
「え?そうよ。手作りよ。そう、…私一人で作ったわ。ふふ、使用人たちには止められてしまったけど。」
「あなた、何?変な顔を…あっ、やっぱり美味しくなかったんでしょう?そうよね。…残りは捨ててしまっていいわ。」
「代わりに、お父様にお願いしてあなた好みの素敵なチョコレートを買い付けるわ。」
「あなた、甘いチョコレートがお好きなんでしょう。…って、何をしているの?え?全部、食べる…?」
「………あなたって子は、そういうところがとても憎たらしくってよ…。」
ビターチョコレート:生徒会長(→シスター)
「……校則違反の罰は受けます。それでも、どうしても渡したくて。」
「以前、甘い物はあまりお好きではないと聞いていたのでビターにしました。」
「ご迷惑なのはわかってます。だけど、私は……シスター、あなたのことを……。」
「ッ違います!勘違いではありません。」
「シスターの、…あなたの優しさに心が休まっていたのは事実です。ずっと救われていました。」
「でも、私は、あなたの優しさに甘えるだけの子どものまま、終わりたくない。……あなたと共にいられる存在になりたいのです。」
「ようやく私も卒業です。……だから、どうか、受け取ってください。」
「シスターの答えは、また来月、聞きに伺います。」
#とまちぇ
Comment
1commnets
- ちぇしゃお待たせいたしました!!!!\\\\٩( 'ω' )و //// 素敵なチョコレートな乙女たちを読ませていただきました!(´∀`=)✨✨ ありがとうございました!(*´◒`*)✨✨